そう言えば自己紹介していなかったなと思ったので、カクヨムの皆様に向けて書きます。
本居素直(もとおり すなお)です。
九十過ぎの祖母をお風呂に入れたり、爪を切ったり、髪を切って整えたり、亡くなる間際で入院前の数週間はトイレに連れて行ったりおむつを替えたりしていた、祖母の事が大好きな、心の弱い人間です。
昨年の12月末からカクヨムを利用し始めました。〈リトラと夜の幻想曲〉というファンタジー作品を投稿しています。
不幸があるなどして半年ほど期間が空いたりしましたが、今も続けて読んで下さる方や、時折新たに読んで下さる方もいて、読者の方には大変感謝をしております。
現在、以前より投稿頻度は増えましたが、それでもかなり遅い方だと自覚しています。もっと早く書けるようになりたいものです。
初めに古い作品を読んだからか、古いものばかり読んでいます。読んだものの中では、月と六ペンスや嵐が丘となどは比較的新しい作品になります。
また、リトラと夜の幻想曲は、湖上の花園と無欠の王冠で書き方が異なります。書き方と言うか、後者の方が文章量が多いです。
多く読まれているのは、とは言ってもそれほど多くありませんが、湖上の花園の方が多く読まれています。
無欠の王冠では地の文が多くなり、勢いに欠け展開も遅いため、反省点は多くありますが、ストーリー自体は悪くないかなと感じます。
ただ、私自身がそれを活かしきれておらず、正直に言って退屈な時間が長いように思いました。特に序盤の方は展開に起伏がなく、続けて読もうと思わせる事が出来ていない。もっと勢いを持たせたかったです。更に言うと、時に説明的になり過ぎるという欠点があります。
書き慣れていないというのも大きな理由の一つでしょうが、どこを削ってどこを濃く描写するのか、その判断が出来ていない。どれもこれも全部書こうとして、過多になっているように思えますね。
時間も地続きではなく、もっとざっくりと、見せたい場面に転換するのも良かったかなあと感じます。全て書くのが丁寧という訳でも無いでしょうからね。
これらの反省や分析は、これからに活かそうと思います。欠点ばかり挙げましたが、どの話も今出せる全力で書いています。つまらない話だとは思っていません。
PV数を見ると、「自分の作品は面白いんだ」なんてとても言い切れませんが、良い部分はあると思います。多分。
それから、一話だけ読んで星を与える、凄い早さで応援するなどの読み合いは行っておりません。興味を持った作品は自分から読んで感想を書いたりはします。その数は少ないですが、読んではいます。
読み合いは非常に効率の良い手段ですが、私の場合はそちら(PV数や星)に神経を割くと、疲れ果てて自分の作品を書けなくなると思います。向いてないですね。
仮に読み合いに参加して伸びたとしても、それが自作の正当な評価となるのか疑問ではありますね。面白ければ受け入れられるでしょうが、評価の割につまらないと言われればそれまでです。
規約云々は取り敢えず置いておいて、初めのうちは作者同士でしか評価出来ない感じはあるので、素早い読み合いが生まれたのは仕方がないのかなとも思います。
写真の猫はどちらもおすです。