マリ、ボクのマリ。君がいるからボクがいる。 マリという猫と、ボクの話。

しょっきりさんがくる、と幼少期から言われてきた。子供だましの脅し文句。そのはずだった。

バイヤー、それはどんな商品でも用意する仕入れ業者。バイヤーである新庄悟とルーは、中華風の異世界にある紅養という都市に「龍の感涙」という品を探していた。顧客の要望に応えるため、二人…

ある農家で飼われている猫は、狩った獲物を玄関の前に置いていく。一昨日はネズミ。昨日はヘビ。今日はキジ。明日は……

漫画家、伊藤明太は心霊現象に悩まされて、締め切りも迫っていた。その悩みを聞きつけた恩師に、きっとこれでどうにかなるはずだ、と渡されたのは小学一年生の少女、シロウ。半信半疑でシロウ…

19世紀アイルランド。農業大国に侵入した小さな生物はジャガイモを侵し、人を飢えさせた。 こちらは、『百万人を移住させた微生物』のサンプルになります。 『百万人を移住させた微生物…

今日初めて宗教勧誘の方を対応させていただきました。そのとき考えたいろいろ。 ※宗教勧誘撃退のお話ではございません。穏便に帰っていただきました。

主人公は姉から姪を預かることになった。 夏のお話。 ※水害の表現が出ます。苦手な方は避けてください。

私がどうしても自動車免許を取らなければならなかった理由。

もふもふがシェフを務める移動料理屋、現代に開店です！異世界に彩られた料理の数々、ぜひお試しください！

12月24日、ある死刑囚の刑が執行された。しかしその死刑囚の魂がなんとぬいぐるみに憑依してしまう。 ぬいぐるみとなった死刑囚は、なんとか状況を脱そうとするが、たどり着いた先は一人…

作文で一度も賞を取ったことがない物書き、染谷市太郎です。 自分の実力などたかが知れていることを証明するために、あとは賞金欲しさに、コンテストに応募していく記録（になればいいな）で…

（あらすじ）5年前の大震災により関東平野の5割が海へ沈んだ。 早くに母を亡くし、また震災により父親を亡くした少年、戸塚昌（トツカアキラ）。彼は母の命日に唯一の肉親である盲人の戸塚…

生体ペットを飼うことが難しくなった近未来。 犬を飼うことが夢だった男が、イヌを飼う話。 ※ペット（ニンゲン）や四肢欠損などの表現が出ます。

かわいくて、だいすきな、推しのお肉はとてもおいしい。 （私に「推しのお肉はおいしい」などいろいろなことを教えてくださった絵師様がいなくなってしまったので供養こめての小説です）

未曽有の感染症により花の大学デビューをへし折られた女子大生。授業はオンライン、サークルにも入れず、当然のごとく出会いがない。 学校が始まっても出会いがない。 お出かけしても出会い…

様々な用途のための遺伝子組み換え植物が当たり前になった近未来。植物学者を目指す池田裕司、大学1年生はあこがれの赤井美知留が所属する研究室で日々雑用をしながら技術を学んでいた。 し…

どんな空が好きですか？ 私は青い空。 あの人は冬の空。

ほぼ成り行きで強豪合唱部に入部した主人公、旭川沫（アサヒカワマチ）。 しかしカースト上位を占拠する人魚たちの逆鱗に触れてしまった。 始まる公開処刑。だが沈んでいゆくのは人魚たち。…

もうどうにでもなれ

無敵チートを持った転生者相手に敗北した貴族子息が頑張る話

激重彼氏彼女の短編集。 絶対出会いたくないレベルの激重彼氏彼女というお題に合わせた短編を収録します。 アイデアでは勝てないと思うので、とりあえず思いついたものを短編集としてまと…

高原に住む遊牧民の青年、シャル。外部から高原の古教会へやってきた牧師ウィート。 産まれも暮らしも異なる二人の間に、どのような関係が発展し、その未来はどうなるのだろうか。 ※こち…

「電子書籍を買ったが、『（同じ本を）紙の本で買えばよかった』と後悔する人の話」 というお題に沿った、電子書籍購入後、同じ本を紙媒体で手に入れようとする日常系のお話です。 あらす…

『お前は非常識だ』父にそういわれた。では、父は常識人か。いいえ、とても常識人とは呼べない。 ずっと考えていた、両親との確執・もやもやを、とりあえず文章化してみようと試みた文章です。

介護、育児、家事。男はいつも「手伝うよ」「なにかしようか」と声をかける。 いやいや、『手伝う』じゃない。お前の義務だ。やるべきことだ。指示を待つな。自分で見つけろ。 そんな考えを…

アラサーリーマン、ストレス社会に揉まれる工藤にはお気に入りの喫茶店『マイソン』がある。喫茶マイソンの看板娘、味香、彼女からの好意に、工藤は気づきつつも知らないふりをしていた。 し…

雑居ビルの中、ひっそりと経営されるバー。そこで最悪の出会いをした二人の男。赤井と青木。 しかし彼らは、友愛からその先へと、感情を募らせていく。その様子を、バーテンダーは眺めている…

「このショッピングモールには幽霊がいるんだって」 そう語る君に僕は相槌をうつ。 幽霊なんてどうでもいいだろう。片田舎の街に住む僕らに、娯楽は限られている。だから避難するようにショ…

元カレから逃れ田舎へと引っ越した主人公。彼女が格安で借りた家には奇妙なルールがあった。 『屋根裏』短編小説企画用

埼玉県西部に存在する、大学の陰気なホラーサークル。そこでは日々怪談奇談、怪異の噂が飛び交っている！ 郷土に根付いた怪奇に迫る、ホラーコメディ短編集！ ※書かれている内容は諸説あ…

ある事件を起こした四名の証言。

【三題噺 #27】「地図」「タブレット」「ブドウ」へ寄稿 沖縄にやってきた少年は、賑やかな女に出会う。

「論理の飛躍」なんて言葉使うのはきっと、学者か中二病患者くらい。であれば、私の父は中二病だ。

西暦２１２１年。人類とエイリアンが共生する時代。あるエイリアンは、四肢を失くした少女を養子にした。

（ジャンル迷子） 吹雪の夜、列車に乗る「私」は窓越しに映った傷病兵を見たことをきっかけに戦場で慕っていた先輩を思い出す。

お嬢様は愛の蛇口が緩んでる