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完結しました

『死せる悪役王子。甦って、破滅回避、無双して、伝説となるまで』



無事、完結できることが出来ました。ありがとうございます。


一度でも覗いてくれた方、興味を持って頂いてありがとうございます。
途中までの方、力不足申し訳ありませんでした。

そして、最後まで読んで頂いた方、ひとかたならぬご支援を賜り、深く感謝申し上げます。僕は間違いなく、書く力、勇気を頂きました。

実際、大変な思いをしました。異世界から帰らそうとするとこんなに大変なのかと実感した次第です。

普通なら、主人公は住み辛い現世を離れ、異世界に行く。そして、異世界に骨を埋める。固有スキルを貰って、無双するなり、ゲームのストーリーを変えるなり、ハーレムを造るなり、スローライフを送るなりすれば良かった。

いや、それが大変な執筆作業ではないと言っているのではありません。

読者の視点でいうと、現実からちょっとでも離れる時間がほしい。異世界ファンタジーはそれに適っている。それがエンターテイメントであり、娯楽の本質だと思うのです。

でも、僕の作品の主人公は帰りたいって言っている。そして、それを行動原理にすると作者の僕に迷いが生じるんですよ。ホントにこれが面白いのかって。読者が共感してくれるのかって。その迷いが不安となって、やる気を削ぎ落していく。

色々と勉強になりました。それもこれも最後までハートを付け、PVにカウントを下さった皆様のおかげです。

次回作はその辺を踏まえて書こうかと思います。大体ぼやぁーっと作品の構想はあります。

ただ、分かって貰いたいのは、本作品は現時点、僕の最高傑作であり、僕が面白いと思ったことのてんこ盛りであり、僕の大好きな起承転結の転と結が最終話に凝縮するというプロットにしてあることです。202話も書いといて?ってことにもなりますよね(笑)。

自信を持って世に送りました。最後まで読んで下さった方にも僕の想いは届いたと、勝手ながらそう信じております。

とりあえず、古巣に戻ってきます。この作品はそのサイトで、『未完のまま約2年以上の間、更新されていません』の表示がなされています。一方で、82件ものブックマークと307ptもの総合評価を頂いております。2年以上放置しているにもかかわらずです。

付けて下さった方に申し訳なにので、それはそのままにしておき、ゴールデンウィークあたりに、新たに完結バージョンとして本作品を連続投下し、完結させたいと思っております。

また、あちらでの再開にあたり、こちらで武者修行をして来たと活動報告しようかと考えています。

その時にはこちらで気にかかった作品も報告したいと思います。僕にはそれぐらいのことしかできません。ご容赦のほど、よろしくお願い致します。

色々とお世話になりました。今後ともよろしくお願いいたします。

2件のコメント

  • こちらに書くのはご迷惑かも知れませんが、どうしてもお礼を申し上げたくてお邪魔致しました。
    お読みになった後、必要があれば削除してくださって構いません。

    この度は、拙作に素晴らしいレビューをいただき、本当にありがとうございました。
    身に余るお言葉に嬉しくも恐縮しつつ、これからも頑張って執筆を続けていこうと、気持ちを新たにする後押しをいただいた気持ちです。

    仰るように、三百話も半ばに近付いている状況で、まだ全部でどれほどの話数、文字数になるのか自分でも把握できておりません(汗)。
    このような物語にお付き合いいただいていること、心の底から感謝しております。

    それでも大事なマイルストーンは設定済みですし、エンディングも決まっています。
    身辺に何か問題さえ起きなければ、途中で筆を折るつもりはありませんので、引き続きお付き合いくだされば幸甚です。

    そして、遅ればせながら「死せる悪役王子。甦って、破滅回避、無双して、伝説となるまで」の完結、おめでとうございます&お疲れさまでした。

    御作に最初にお目にかかった時、「ん? 死せる孔明じゃなくて?」とタイトルに惹かれて拝読を始めたのですが、当初からは想像も出来なかったエンディングに至るまで楽しませていただきました。

    私は「職員室」ともう一つしか投稿しておらず、大作を書ききった充実感と言うものをまだ味わっておりません。
    そう言う意味で悟房をとても羨ましく感じます。

    元々いらっしゃったサイトに活動の主軸を移されるようですが、他の作品を拝読させていただこうと思います。

    改めてお礼を申し上げます。
    本当にありがとうございました。
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
  • 夏井涼先生

    良かったー。

    よろこんでもらえて。

    それはそうと、ブログか何か、僕のおすすめ紹介で、『職員室』が凄いって見たことがありました。当時、僕はカクヨムにいなかったので見に行くことはなかったのですが、僕の頭の隅にそれがあって。

    偶然、タイトルをお見掛けして、ああ、これか、と思って読み始めました。

    やっぱり凄かった。

    聖職者と呼ばれる職業の先生たちのタガが外れていく感じ。一方で、ちゃんとしている人が浮いていく。その落差。上手いなぁって思いました。

    それと、もう一つ。

    この作品を読んでヒントを得ました。作品の内容ではありません。異世界から帰ろうとする、ってとこです。異世界追放とか、異世界スローライフとか、異世界ハーレムとか、あるでしょ。

    異世界帰還というジャンルはあまり聞きません。異世界からどうやって帰るのかっていう物語の類です。これはまさに逆張り。

    異世界で楽しく暮らすのはそろそろ出し尽くした感もあります。一方で、異世界から帰還するって物語はあまり見かけない。それは簡単のように見えて意外とハードルが高いからだと思います。

    異世界に行くのは神様がやってくれて、何か手違いがあったとか理由が付けられる。そもそも異世界はファンタジー(虚構)の世界ですものね。神さまもその一部だと言っていい。

    現実はそうじゃない。そこにちゃんとある。現実からファンタジー(虚構)に行く。ファンタジー(虚構)から現実に戻る。有るものから無いものへ。無いものから有るものへ。

    無から有。それが“帰りにくさ”になっている。

    神さまも、手違いは一度償っているしね、神さまに頼らずに帰らなくてはならない。それには神さま以上の力、知恵が必要となるわけです。しかも、死んで転生したとなれば“帰りにくさ”に拍車がかかる。

    神さまを頼らない方法を考えなければならない。読者を納得させる理由と方法が必須で、基本、簡単に帰れなければ帰れない方が物語的には面白くなる。

    伏線をはったり、異世界の謎を解き明かしたりしなければならないのです。

    それには相当な文字数がいる。書き手にとってなかなかのハードルです。だから、ウエブではあまり見かけない。

    ところが、自分の周りを見渡してみれば、現世に戻ろうとする類の物語はいくつもあります。ジャックと豆の木、不思議な国のアリス、ガリバー旅行記、浦島太郎。誰もが読む本です。

    嫌いな人はいないと思うんです。

    と言っても、例外もあるんですがね。やっぱり、本を書こうとする人たちはすごいなぁって思うわけです。有から無。無から有って言ったでしょ。無から無という手があるのです。

    異世界から異世界へ。これなら行くも帰るのも簡単。皆、めっちゃ頭がいい。

    長々と書いてしまいました。すいません。

    ということで、ここは敢えて、あちらのサイトで異世界帰還と銘打って勝負に出たいと思います。

    ウエブと相性が悪いのは百も承知。でも、先生の『職員室』はちゃんと人気を博している。

    面白い小説を読ましてもらっているうえに、勝手に勇気付けられていました。本当にありがとうございます。

    先生を応援しています。
    今後ともよろしくお願いいたします。

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