ふう、何とか載せられた……。
ということでWF最終編、『虹の世界で』をお届けします。
今回はなんとルースさんメイン、しかも前編の内容はほぼ回想(笑)
構成が極端すぎる、と自分にツッコミを入れつつも、外伝だからいいやと思って突っ走りました。なにその適当感。
ちゃんと後編はルースさん自身の物語に移りますので、ご容赦ください……。あとちょろっとだけですがルージアも出てきます。
実は第三部は、本編の前半と後半、そしてこの外伝を一続きで執筆しました。
といっても、最初からこの外伝を想定していたわけではなくて。そもそもの誤算は、本編前半のラストを全く想定通りに描けなかったことでした。
(以下、若干ネタバレになるかもなのでスペースとります)
展開の流れとしてああなることは最初から決まっていたのですが、どうしてこの結末を選んだのか……の部分が、全く自分の中の想定がずれていたみたいで。
どうしても思った通りに書けなかったんですね。しかも本人に聞いても全く正解を教えてくれないし(笑)
色々角度を変えて問い詰めまくって、一応答えは出したのですが(笑)、本編の中では様々な制約上、説明することが出来なくて。描写の中には描き込んでいるのですが、おそらくそれだけでは分からないですし。
ちょっとこのことを説明せずに終わらせるのはひどいかな……というのがひとつ。(というか、めっちゃ頭使ったのでせっかくだから書きたくなった。笑)
もう一つは単純に、結局ルースさんのことがほとんど説明できなかったので(ルースさんはルイーザさんのお話のダイジェストに出てくる予定だった人なんですが、なくなったので)、書いておくべきかなというのと。
最終的には話のラストシーンが浮かんだ段階で「よし書こう」となったのですが、ここはまだ内緒(笑)
そんなわけで、外伝の前編は本編前半の解説(結論まではたどり着いてないけど)、後編はルースさんのお話が中心となっています。
ちなみに何で素直に先生視点で書かなかったのかというと、暗くなりすぎるからです。身も蓋もない。(一応、WFとして許容できる限度ってあるので……これでも)
そんなわけで、残すは後編のみ。
この週末に一気に掲載が理想だけど、四話あるし、まだ穴だらけだし、どう進めるかちょっと思案中です。
いずれにせよあと一息ですので、引き続きお付き合いいただけたら、幸いです!