こんばんは。Skorcaです。
なんとMACK様(@cyocorune)が、今度はリエール卿を描いてくださいました。
この表情で剣を振るう姿がもう、最高です……。
そして彼が黒衣を纏うのは私自身が作った設定であるわけですが、イラストが想像の何倍も格好良くて卒倒しそうになりました。
見入りながらあらためて思ったのが、作中の登場シーンの大半で、彼は眉間に皺を寄せているということです。
真面目に主人公ヴィーを気遣うがゆえであったり、ヴィーの小生意気な軽口のせいであったりと、その理由はときによって違うわけですが……いずれにせよ、原因はほとんどヴィーにあります。
もっとも、リエール卿が一方的に彼に振り回されているわけでもない(むしろ振り回す側であることも多い)ので、どっちもどっちのふたりではあります。
「その皺、今に消えなくなりますよ」
「お前のせいだろうが!」
「日頃の行いを振り返るという言葉、ご存じですか?」
「ああ、お前がまず学ぶべき言葉としてな」
……止まらなくなるのでこの辺りで。
このふたりの関係性は物語――というか主人公ヴィーを語るにあたり、重要な位置を占める大切な要素です。
MACKさんにはそんなふたりのシーンや掛け合いが好きと仰っていただきまして、これまたとても嬉しいことでした。
さて、前回の近況ノートでMACKさんの最新作をご紹介しましたが、今は過去作にお邪魔している最中です。
『マリオネットインテグレーター』
https://kakuyomu.jp/works/1177354055651167264MACKさんの小説は……用事がある前に読むのは危険かもしれません。先が気になって止まらなくなるのです。
異世界ファンタジーで、完結済み3部作の第1作になります。
拙作の読者様のなかには頑張る少年がお好きという方もいらっしゃると思うのですが、そんな方には特にお薦めしたい作品です。
そろそろカクヨムコンの時期も近づき、準備に勤しんでいらっしゃる方も多いことと思います。
私はと言いますと、昨年からカクヨムコンへの参加はやめました。期間中に1回更新できるかも分からない状況・作品で参加しても意味があるとも思えませんので……。
万に一つ、短編でも思いついたらその限りではありませんが、基本的には参加するにしても読み手としてになると思います。
それでは、急に秋が深まり冬の気配まで感じられそうな今日この頃、皆様どうぞご自愛ください。
MACK様にはあらためて素敵なファンアートをいただきましたこと、心より御礼申し上げます。