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B.B.C.C.あとがき

ネタ話なのですが妄想した設定とかは残しておこうかなと思ったので後書きしてくことにしました。
例に漏れずネタバレ含みます&砕けて書くので本編の雰囲気を壊したくない方の閲覧はご注意ください。




●そもそもなんやねんこの話
…大仏って英語でなんて言うんだろう→翻訳→独り言として呟く。
 昨今の情勢について「昔みたいに大仏建てろよ!」という誰かの呟きが目に入る。
 以上の二つから急に妄想が捗ったので、衝動的に書いてしまいました。

●舞台設定
…災害や戦争や天変地異によってほとんど崩壊してしまった数千年後くらいの地球。
 人は地上で暮らせなくなり基本的には地下で暮らしています。数はさほど多くありません。

●B.B.C.C.
…大仏建設会社(直訳)。創立1000年以上の超老舗(?)
 元は大きなお寺だった廃墟の近くで暮らしていた創業者(地下施設の建設をしていた)がボロボロの経典を見つけて読んだことがきっかけで設立された。
世界中で様々な大仏を建設している。目標数は56億7400万体。でもほとんどを壊されている。
 やられっぱなしも癪なので対クナン専用の自社部隊を発足した。戦うには資格が必要。
 社訓は「救いの手は自らの手で掴む」

●B.B.C.C.の社員達
…資格『普』=普通に建設業を担う。一番人数が多い。普通とはいっても地表に出て活動できるだけの適合性がある人達。
 資格『撃』…建設業もしつつ有事の際にはクナンと戦う。 数は少ない。専用武器『護身器』の取り扱いの可否と適合性が問われる。

●護身器
…対クナン専用武器の総称。形は様々。最新版は重機。
 大仏のルーツである“ホトケ”に精通していた人々の末裔である“ソウリョ”が祈りの言葉を刻むことでクナンを祓い除けることが可能になった。
 クナンを完全に消滅させられるほどの力はまだない。
 祈りの言葉は経典に書かれていたものを読み解いて復元させている。

●クナン
…人々を度々襲ってきた“苦難”が具現化した怪物。
 大昔に混乱を極めた世界中のあちこちで発生し、地球が滅亡寸前になるまで暴れまわった。今は九体の個体にまとまり、相変わらず暴れている。
 自然由来や超常現象や人の 負の感情のエネルギーが凝縮されているため全ての個体が凶暴。それぞれに感情や意思はない。
 本能的なところで「救いとやらが起きたら自分達が消されるからまずい」と感知しているため、大仏が作られると壊しにかかる。


●話に出していない設定とか
・世界的な人口は少ない。地下の地盤が安定しているところを広げて居住区としている。
・科学技術は現存。地下に逃げた一部の人々が必要な機材や知識を持っていったため細々と発展させてこられた。
・地上に生きてきた頃ほどではないにしろ、そこそこ発展した都市やインフラはある。
 ただし水が貴重品。生活排水は100%リサイクルされる。飲料水は薬品やアルコールで無理矢理浄化しているため、飲めはしても体には良くない。故に慢性的な内臓疾患を抱える人が多い。
 食べ物は農産物と科学精製品の半々くらい。量は多くないので厳しく管理されている。
・建設資材と燃料は意外と豊富。だから大仏を建てられてきている。
・護身器が護身器たる所以は武器自体に混ぜ込まれた“あるもの”にも起因する。
・建てられた大仏にも祈りの言葉が刻まれているため、周辺はシェルターのようになり地表にも出てこられるようになる。
 ただしクナンの猛攻には完全に耐えられないため、一時しのぎの気休め程度。




ここまで読んでくださった方がいましたら、閲覧ありがとうございました(深々)

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