今年一年お世話になりました。
特に『夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない』をお買い上げいただいた皆さんへの感謝はそれはもう計り知れないものがあります。
さて、今年一年を振り返ってみて、やっぱり一番大きいのは著書『夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない』が刊行されたことですね。
一年に一作くらい長編を書いて、新人賞に応募してみて、最終かその一個手前くらいで落ちるというのを一生繰り返していくのかなぁと思っていたんですが、まさか賞も獲らずに刊行されるルートがあるなんてビックリですね。
なんでも大事に仕舞い込まずにカクヨムに載せたりしておくもんですね。
私は比較的運が良いタイプで賭け事なんかも割と強いんですが、人生の中でも上位に入るラッキーな出来事でした。
ホラーならKADOKAWA、ファンタジーなら新潮社、ミステリなら講談社がいいなーなんて漠然と思っていたのでそういう意味でも贅沢な希望がかなって嬉しかったです。
あとは個人的に応援していた人たちの飛躍も嬉しかった年でした。
『近畿地方のある場所について』は連載最初期から推していたわけですが(星入れたの10人目くらいです)、10万部のベストセラーになって、ベストホラー2023でも1位ですからね。すごい。この作品が本にならなかったり、売れなかったりしたら出版業界終わってるわって思ってたので、どうやら終わっていなかったようです。
新しい学校のリーダーズの紅白出場と武道館公演決定もね、ファンとして誇らしい気持ちですね。私は2018年からファンで、初めてライブに足を運んだのは2019年なんですが、最初に行ったライブなんてファン10人くらいでしたからね。当時はライブの後に一緒に写真撮ってもらって、サインもらって、ダラダラお喋りしたりとか、なんなら出番終わりのメンバーと隣同士で並んで対バン相手の出番を観たりしてました。遠くに行っちゃった感がなくはないんですけど、やっぱり売れた方がいいに決まってますからね。
『オトナブルー』がめちゃくちゃ流行りましたけど私のおすすめは『キミワイナ'17』『恋ゲバ』『恋の遮断機』です。
もう一つ、クマリデパートというグループも応援していまして。クマリが武道館単独公演まで辿り着いたのも感動しました。2年くらいライブに通っていながら、一度もメンバーと話すことなく、さっさと帰っていたんですが、ちょっと心境の変化があって特典会(チェキ会とか握手会がライブ後にあるんですね)に残ったら一発で覚えてもらってしまって、そこからはちょくちょくお喋りしてます。
このグループはもっと有名になって、もっと売れてもいいのになと思っているので、今後も応援していきたいと思っています。
色々とお声がけをいただいたり、面倒くさくて断ったり、ちょっと前向きにやってみようかなと思ったり、プロットが通って原稿を提出してみたりはしていますので、何らかの形で来年以降もカクヨムの外でも皆さんとお目にかかれたらいいなと思っています。
ではでは。良いお年を。