コンスタンス・ジュード
コンスタンスは実のところ、完全にイレギュラーなキャラクターです。一応、クレアの後任のメードという設定はあったものの、キャラクターの面ではまったく設定がなく、気分転換もかねて描写を重ねていったところ、ああなったという感じです。それがこんなに重要なキャラになるとは思ってもみませんでした。なので序盤に一年半後にはすごく有能になるとか書かれています。実際どうなるかはわかりませんが。
とはいえ重くなりがちな話のなかで一種の清涼剤として書いているほうは書きやすく、また主要人物たちにとっても炭坑のカナリアのような存在だったかなと思います。彼女が間抜けを晒しているうちは、まあ大抵なんとかなるのです。あと彼女を傷つけるようになったら人間終わりです。そんな感じ。