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キャラクター設定 vol.6 シャルル

シャルル・フュルスト・ロマーニアン

 シャルル王子は恐らく作中で一番評価が変わった人物だと思います。立ち位置は乙女ゲー、悪役令嬢もののヒーローポジですが、活躍や性格などは全然そうでもない。若くして国政にもかかわり、人望もある人物ですが、まだまだ子供という感じです。アイリーンと比べてもそう。
 彼を書くのは難しくて、それは恋愛描写があまり得意ではない……というより、婚約関係にありながら実はお互いに恋愛感情を抱いていない(エリザベート側は好きだった時期はあるかもしれないけれど、それは多分婚約前)、というバランスをとるのが難しかったからだと思います。終盤も終盤になって、自分でもなんとなくわかってきて、最後は彼もエリザベートと同様、人生を縛られている人なのかな、と思うようになりました。エリザベートに精神的な成長という面では後れをとっています。

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