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【ブラナガ】第7話公開

新本格戦国絵巻 Bloodline of Naga ~ノブナガの血脈(ムスコたち)~
第7話 胸の大きな女 を公開しました。
https://kakuyomu.jp/works/16818093077044535361/episodes/16818093077982129865

さて、第5話で初めてネームド・キャラクタが敵として登場したわけですが

日根野弘就・盛就兄弟でした!

物語最初の悪役についてはいくつか案があり悩みました

まず①安藤守就

いきなり美濃3人衆の一人が登場。
竹中半兵衛の親族ということもあって立ち位置的に丁度いいかと思いましたが
ここで皆さんご存じ有名人を使ってしまうのもどうか?と躊躇。
(実は一般人基準だと、美濃三人衆はそんなに有名人ではない説も……)

次に出た案が②長井衛安

まぁ、名前ぐらいしか分からないので使い潰すには丁度いい(ヒドイ)
ただ、義龍六家老の一角なので、義龍とセットで出したい。
それとやっぱりマイナー過ぎる

そこで辿り着いたのが③日根野弘就
美濃三人衆とは不仲、かつ孫四郎、喜平次兄弟を斬殺した汚れ役というのも丁度いい。
というわけで暗殺集団・ブラックアダーが生まれたわけです。
ヒロのイヤボーンで死ぬ流れを考えていたので、丁度いいところにいた弟を殺しました。
復讐に燃える兄貴がそのうち再登場、すれば二度おいしい!?
日根野弘就ファンがいても、盛就ファンはあまりいないと思われ、
いきなりの死亡も許してもらえるかな

日根野氏は和泉守護・細川氏に仕えていた一族で、弘就の父の代に和泉(今の南大阪)から美濃に移ってきており、関西弁でしゃべる設定なんですが、そこは泣く泣くカットしました。

今回第7話では、ネームド・キャラクタ第2号が出てきます!誰かしら~


うんちく
日根野弘就は道三、義龍、龍興に仕え、美濃三人衆と並ぶ重臣でした。
日根野弘就の特徴といえば、美濃三人衆と違って信長になびかなかったこと。
今川氏真、浅井長政、長島一向一揆を主人を変えます
で、その後、結局信長に仕えるわけですが…
関ケ原以降も家が残ったので、まぁうまくやったと言えるでしょう。



本作は戦国時代なんてまったく知らない読者が、色々な戦国武将を好きになってもらえたらいいなと思って書いています。
史実は無視した、スター・システムのようなものだと思って下さい。


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