というわけで(どういうわけだ)、『赤い髪飾りの女』という1500文字くらいの短篇を公開しました。
ホントは昨日なろう様にアップしたお話なんですが、1日遅れでこっちに転載っていう形になったのは…まぁ単純にめっちゃ眠かったから(何)
泉鏡花の『凱旋祭』という短篇を終始イメージして書いたものです。
簡単にどんなのかって言いますと、戦争で夫を喪い未亡人になった女性が祭の喧騒の中でひっそり潰されて死ぬっていうただそれだけの話なんですが←
どっかでも言ってると思うのですが、私は泉鏡花の作品が好きなんですよね。残酷で深く考えると訳わかんないんだけど、とにかく耽美な雰囲気に酔いしれちゃう的な感じの話。
彼の作品はもちろん長篇もいいのですが、やはり短篇にこそ本来の魅力があるなと思うんです。
だから連載はもう少し…アレなんですけど、短篇に関してはこういうのをどんどん書いていきたいなっていうのが理想だったり。
まぁ、こういう雰囲気のが書きたかったんだなっていうのが何となく雰囲気で伝わってくれれば幸いかなと思います。