2話と番外編を終えて、なんだかんだ書きたいことがあったので雑多に乱雑に。
まずはタグにフォークロア(民間伝承)があるのにその要素皆無じゃねーかという幻聴が聞こえたので弁明を。
ええ、そうです。おっしゃる通りです。弁明の余地もありません。
ですがご安心を。これから増えていきます。4話くらいから……。多分。そうなるといいな。
あ、そうです。「防人さんと旅人さん」の作品テーマなんですけど!(唐突な話題転換)
作品全体のテーマは「口伝口承による語り継がれた昔話」
いわゆる「これはわしがお前くらいに幼い頃に曾祖父さんから聞いた話なんじゃが」という確実性のない不鮮明で不透明なおはなしが根幹にあります。なので認識の齟齬や間違って伝わった伝承なんてものは当たり前。
サブテーマは1話が「言葉だけの不透明さ」、「認識の齟齬」2話が「怖さの理由」と「実在する非科学的存在」。
そして3話が「失われた技術が産み出した災害」的な何かです。
3話はまだ最後まで書けてませんので更新ペースが落ちるかと思います。最後まで書き上げて、矛盾の起こらないようにしたかったんですけど。
何が問題になったかというなら、ひとえに飽きっぽい私の性格にほからならないでしょう。
3話の序盤から中盤にかけてはわりと悪ノリで書いていた節があります。ほら、主人公が理不尽に痛い目にあうのってなんだかいいですよねゲフンゲフン!!
番外編の「ひまわり」は主人公の姉から見た過去編でした。あと主人公、旅人さん、過去編で出てきた男の視点で3回過去編がある予定です。
ちなみになぜ「ひまわり」なのかといいますと作品を作り始めたとき、主要人物のキャラ全員にモチーフとなった花が存在するからです。
主人公はセントポーリア、姉はヒマワリ、旅人さんはシャクナゲ、サクラさんは枝垂れ桜、そして男は……。
サクラさんはゲストキャラみたいになっちゃいましたけど最初はお姫様設定で、のちに防人さんの家に転がり込む悪友キャラとして作りました。ですが悪友ポジはメリーさんに奪われて……どうしてこうなったんでしょうかね。
一応まだ出番があります。4話5話9話と地味に。重要人物だったりもするので一応の体裁は保てた感じですね。
ああそれとメリーさんの九州弁設定ですが、メリーさんはフリー素材なので苦情は受け付けません。某ナチス残党や恐怖の大王並みに雑に扱ってもいい存在だと認識しています。
この後の展開ですが、3話SF、4話で童話、5話で学園モノ、6話でホラーにならないホラー、7話で夏の夜の夢を題材にしたラブコメ、8話で二人旅モノ、9話でSFの予定だったりします。
最後に3話はどういったおはなしなのかを、私が好きな小説の造語から引用させていただきますと「童話災害(ガチ)」だったりします。
それでは長々と書き過ぎたので最後はまともに……皆々様、たくさんの応援レビュー誠にありがとうございます。
皆様のお声は私の励みになります。
そして最後まで読んでくれる人生を棒に振ることも厭わない物好きがこの作品を見つけてしまうことを信じ、呪いをかけて。
これからもどうぞよろしくお願い致します。