題名をつけるセンスが私にはありません。
今日更新分で第二章すべて完了しました! お読みいただいた方、ありがとうございました!
第二章の感想としてまず言いたいのが、ドルフがまるで役に立っていない! です。
この第二章はリアとドルフの話なんですが、少しもかっこいいところなかったな……! っていっそ清々しいです!
いやね、彼としては超頑張ってたんですがね。リアを守るぞ! って意気込んでたことは間違いないです。
でも派手なこと言う割に全然行動が伴ってなくて、詰めが甘くて全部空回りして挙句どうにもならなくなったら子供のように大泣きを始めるというポンコツっぷり。
そしてリアの危機を救っていたのはすべて、そばにいないフランだったという。
多分、フラン的にドルフには行方不明のリアの保護、という部分しか期待していなかったので想定内。
ドルちゃんは愛すべきお馬鹿キャラです。
一応、第一章から続く一連の騒動が第二章で終わった、という形になります。
というか、ざっくりいうとラフィリアの封印解いてまた封印したという、何やってんだお前たち。振り出しに戻っただけでは? というつっこみ。
87話かけて、なにも進んでなくない……? って言わないで……
というか、拙作を簡単に曲解を交えて強引に語弊を招く言い方をすると、これは女性向け作品によくある『力を持たなくて虐げられ、追放された先でイケメン高スペックに溺愛される』話では……? と最近気がついた。本当語弊がある言い方をして乱暴に表現するならだけど。
まあ、胸を張って追放からの溺愛ものです! とはとても言えない、なんとも微妙な線を行っている話です。どこの層にも引っかからない完全私向けの話ですね。
そういう要素も無いとは言い切れないけど、皆が想像するような一般的に知れ渡ってるやつとは明らかに違うよね……これ……みたいな。
女性向けと明言するには恋愛要素が圧倒的に足りなすぎるし(仲良し三人組的な雰囲気)、多分女の子を絶望の淵から救ってくれるのは男の子ではないといけない気がする。
リアさんは地底で勝手に逞しく立ち直って、なんならフランを絶望から救ったくらいイケメンだし、フラン&ドルフも女性向け作品のヒーローというにはちょっとアレだし。多分もっと強引な俺様系のがいいんだよね。
少なくとも、声をあげて大号泣する25歳児はダメですね。
一応、拙作のメインヒーロー的な立ち位置はフランだと思うんですが、彼にしたって何考えてるかわからない暖簾に腕押しみたいなひらひらしてるキャラなので、超かっこいい! 男らしい! みたいなところは残念ながら皆無。
たまにちゃっかり、誰にも文句言われないような場面を利用してリアとの触れ合いをゲーム感覚で楽しんでいたり。
(短編信頼と信用のラストでリアの肩に手を置いたり、第82話でラフィリアの力に苦しむリアの手に指を絡めてみたり)
彼らからリアへの愛もなんか、神を崇拝する、とか今日も推しが尊い。みたいなちょっと重いというか変わった愛っぽいので……
その辺も含め、多分第三章のラストで斜め上な展開になると思います。そう来るか! って感じ。
現実では中々難しいことでもできちゃうのがファンタジーの強みよね。
三人はこのまま仲良し三人組としてラフィリアを倒してめでたしめでたしなのか、はたまたリアは兄弟のどちらかと正式にくっつくのか、色々あってそれぞれ別の道を進むのか……
どれにしてもしなくても第三章は、各々の立ち場とか国のごたごたの波に揉まれて荒れ狂う見通せない情勢の中どう生きるか、みたいなのがテーマになる気がします。
そんなこんなありまして、物語のラストまでは多分、総話数200はいかないかと思われます。
大体各章が40話ちょいくらいのボリュームで第三章終われば、あとはクライマックスに向けてって感じなので短編分圧迫してるとしてもギリ200いかないかな……と。
今後の予定ですが、来週の土曜2/17 18:00から隔日で章終わりの番外短編を六話投稿します。
こうすると2/27に投稿終えられる。2月末までにキリのいいとこまで投稿し終えるってミッションは無事有言実行となります。
この短編ですがね、五話分がフランとドルフの過去話。結構鬱。
残り一話がフランとドルフの今の話。これは割と普通テンション。
鬱5連発してすみません。
初めの予定だと過去話は二話程度であとは別の短編の予定だったのですが、本能のままに書いたらこうなりました。
リアが知らなくていい彼らの過去です。
書いてて楽しかったです! っていうと私が鬼畜みたいに思われるから言わない。
で、この短編終わったら一旦お休みをいただきまして、第三章は4月の13日か20日とかから始められれば、と思っております。
リアル引っ越しが4月にずれ込んだのですが、3月中頃〜末は箱詰めとかでてんやわんやしてると思うのでそれ以降ということで……
もう書き出しているので、再開がすごく遅れることはないと思います。
再開する際は近況ノートにてお知らせします。
その時に私のことを覚えていたら、またよろしくお願いします!
なんの脈略もない私のマシンガントークに付き合っていただきありがとうございました!