お世話になっております。
いつも温かく応援してくださり、ありがとうございます。
拙作『ようこそ、ナーロッパ劇団へ』、一時改題して『チートなアレンの異世界生活 転生した最強魔道士は怖い者知らずの王道人生を征く』について、お詫びとお知らせがあります。
この作品のコンセプトを考えると、不備や改善点は掲載前に全て潰しておかねばならなかったのですが、まさに不徳の致すところというヤツで、明らかな不備がいくつかありました。
申し訳ありません。
特に、第2章以降の主人公アレンに、ある場面では木魔法を「本当に少し使えるだけ」と言わせておきながら、別の場面の地の文には「まだ使えない」と書くという設定の矛盾は、僕自身が皆さんの応援コメントやエッセイで散々批判してきた類のものであり、まさにブーメラン、典型的な「お前が言うな」案件で、お恥ずかしい限りです。
第2章以降、アレンは少しだけ木魔法を使えます。ですが、本当に少しだけなので(アレンはそう思っているので)、人前では3系統しか使えないと言っています。ルーラル伯爵たちの前でも3系統しか披露していません。ただし、第18話では、エルネストから話を聞きつけたサアラに「あなたが4系統の魔法を使えるっていうのも本当なの?」とピンポイントの質問をされているので、アレンも否定はしていません。
この他、第1話で「現世(うつしよ)」と書くべきところを「常世(とこよ)」と書いていたり、第3話でジナンの台詞なのにアレンが言ったことになっていたり、第11話で「盗賊に襲われる」と書くべきところを「盗賊に教われる」と書いていたりしました。
第11話には、掲載時は「彼女たちが慕う、気高く才能に溢れた複合魔道士がこんなところで」としていたものの、その数時間後に修正して、「彼女たちが慕う、気高く努力家なローリィ・ハンバートがこんなところで」とした箇所もあります。
第2章の所々でバーロンという言葉を町名のように書いたこともあったと思いますが、バンクスという町の旧名がバーロンという裏設定があり、草稿段階では実際にバーロンと書いていたのを、直し忘れただけです。バーロンは基本的にバーロン男爵のことであり、バンクスは彼が治める(唯一の)町です。
挙げ始めるとキリがありませんし、見つけ次第修正していますが、他にもまだまだありました。
読者の皆さんの混乱を招くことばかりで、大変申し訳ありません。
おかげさまで、新作の連載自体は毎日続けられており、本日から第4章に入ります。
こんな内容でありながら現在に至るまで誹謗中傷を喰らっていないばかりか、継続的に読んでくださる読者の方までいらっしゃるのは、本当に幸運なことだと思います。
最初に書いていたとおり、本作は2部構成です。
この第4章で第1部が終わり、第5章から第2部になります。
実を申しますと、この第4章というか第43話が、本作の中で最も不安なのですが……、その理由は、読んでいただければお分かりいただけると思います。
一時的に変えているタイトルについては、今後もしばらくこのまま、『チートなアレンの異世界生活』(以下略)、またはこれに類する方向で行こうと思います。
悔しいことに、一時改題した直後から、1日あたりのPVが底上げされました。
新規読者がほとんど増えないことから考えて、パッケージと内容のギャップに戸惑って撤退する人がほとんどのようですが、本作の場合、評価を得たりコンテストの審査を突破したりすることはそもそも度外視して、より多くの人に読んでもらうことを第一に考えています。
また、最初は拒否されても、何日か後にやっぱり気になって見に来てもらう、といった読まれ方も視野に入れているので、PVを増やすのが最優先です。
そのため、少しでも効果がある内は、タイトルもキャッチコピーもこの路線を続けたいと思います。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。
今後とも『ようこそ、ナーロッパ劇団へ』、一時改題して『チートなアレンの異世界生活』(以下略)をよろしくお願いいたします。
『チートなアレンの異世界生活 転生した最強魔道士は怖い者知らずの王道人生を征く』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896098954