「色が白いね」、とまた言われました。
世間では色白用のお高い化粧水もあるようですが、
色白がよい、ということはないですよっ。
2ヵ月くらい前に、別の件で皮膚科に行ったら、鼻の上の(眼鏡がのっかるあたり)のシミみたいのに皮膚癌の可能性があると言われてBiopsy(生検)されました。
その時、医者が言うには、「東洋人に皮膚癌は珍しい。これまで14年間、毎日40人の癌患者を診ているが、アラブ人がひとり、中国人がふたり。きみのが癌だとすると、初めての日本人になる。きみは日本人にしては、色が白いなぁ」
と言われたのでした。
そして、検査結果はばっちり「皮膚癌」、
でも、アメリカではごく一般的な癌、石を投げればも、皮膚癌体験者にあたると言われるほど。簡単に切除できます。バイデン大統領夫妻もやったしね。
ただわたしの場合、問題なのは顔の真ん中にあること。
だからモース先生が発明したというモース式という方法で1ミリずつ皮膚を切除していき、それを顕微鏡で見ていき、がん細胞がなくなるまでやるのだそう。
でも、鼻は小さいし、厚さもないから、1ミリって、そうとうな長さ。骨まで行っちゃうんじゃない?
鼻、なくなったら、どうしよう。生涯、マスクか。
その手術が昨日、
手術は少しずつ進めるので、1日かかるからと言われて、お弁当や本、スマホ充電器を持参したのでした。
さて、朝1番目に1回目の手術をして、待つこと1時間余り。
その結果は「皮膚癌なし」、
やったーっ。
ナースに、大きな絆創膏を何重にも貼られ、
「色が白いから、太陽には気をつけて」
と言われてかえってきたのでした。
鼻の絆創膏をつけていると眼鏡をかけている感覚で、手がすぐに眼鏡を持ち上げようとします。
でも、これ何なの?
切らなくて、よかったということ?
でも、やらないとわからないしね。
鼻が助かって、ありがたいと思わなくっちゃね。