• 異世界ファンタジー
  • SF

二章完結〜裏話など、色々【その日、私は龍に喰われた。】

 こんばんは。最近は最新話が更新されても近況ノートを上げないことが多かったので、久々の投稿になるでしょうか。

 さて、本日でついに第二章が完結しました。
 37話から始まり、65話にて完結……ですが、ルート分岐があった分、合計話数は46話だそうで。結構やってますね。
 8月4日〜3月9日まで、とんでもない時間をかけての連載でした。

二章最終話はこちらから↓

https://kakuyomu.jp/works/16817330651856588721/episodes/16818093073386531678

 さて、ここ以降は章の振り返りと裏話をしていこうと思います。
 ネタバレを含みますので、ご注意ください。



 本章は、涼華とメリアがそれぞれ別の国で戦いを繰り広げる形から始まりました。コンセプトとしては、「主人公達にとって相性最悪な敵を用意しよう」ということで。
 涼華を徹底的に追い込んだウンディーネと、量産型一体でメリアに深手を負わせたノーム……どちらも厄介な相手でした。


 そうしているうちに、各ルートに追加戦力の投入が起こりました。
 Aルートにはシャムロック、Bルートにはモミジが加わりました。
 初期段階のプロットにおいて、シャムロックは最後まで生存する予定だったキャラクターです。一方モミジは、次章での登場も候補に上がっていたキャラクターだったりします。


 ロックはウンディーネ戦で消滅するわけですが、これも初めは少し違う流れでして(最初期はウンディーネがラスボスでした)。
 リザードマンを圧倒したあの魔法、もう少し使う予定だったんですけどね。一度きりの大技が多い男だったので、印象的かとは思います。……大丈夫ですよね。


 ちなみにモミジは、キャラ付けが登場の直前まで曖昧な人物でした。他キャラとの大きな差別化を図った結果の現在ですが……本編、もう少し出番があってもよかったのかな。まぁ今後。
 ミネルヴァという人物のことも忘れないであげてください。
 彼女らに関しては、またいずれ。


 話が若干前後しますが、この辺りでサラマンダーが登場しました。主人公初の形態変化です。
 第一章で死した彼女でしたが、呪詛が蔓延る国であったからこそ再登場を果たします。
 原案では別の肉体で登場する予定だったのですが、「合体させた方が楽しいのでは」という思いつきからドッキングさせてみたんです。
 この思いつきが、最終決戦の結末に彩りを与えてくれたのかなと。『火の女』、個人的にお気に入りの言霊です。

 それから暫く、メリアvsウンディーネに突入しました。とどめの一撃は新規魔法でしたが、原案では雷の全力放出で決着がつく予定でした。ウンディーネの体が雨の国と一体化しているからこそ、一撃が大ダメージになる……みたいな。


 そして一度目のタイトル回収。
 多くは語りませんが、最終決戦でメリアが最後に呟いたあの言霊にも通ずるのかも。あの時応えてくれた龍も、二章を読んだ方なら解るかなと思います。


 この後ノームが現れるわけですが。
 二話の伏線回収→主人公と同形態→さらに進化 と、怒涛の展開を見せてくれました。
 彼もイメージの付きにくいキャラではありましたが、いざ書いてみれば困ることなく暴れてくれましたね。魔王の幹部、その初めに相応しい男でした。
 彼を仕留めた黄金の限定形態もお気に入りの一つです。


 ファルセットが本章でいなくなるというのは、皆様の目にどう映ったんでしょう。一章で予想がついていた……人もいるのかな。その雰囲気がなかったわけじゃありませんから。


 さて、そんなこんなで二章も終わりました。
 グルナ氏など、所謂モブにもスポットを当てながら進められたいい章だったかな……と。
 
 次回からは三章に突入します。
 『万年凍結焦土』……ということで、ついに此処までやって来ました。
 まだまだ先は長いですが、お付き合いいただければ幸いです。

 本章では影の力持ち的な立ち回りが多かった彼女も、次章は凄いはずです。

 それでは、また。


追記:急ぎで仕上げたノートにつき、誤字等は多めに見てやってください。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する