• エッセイ・ノンフィクション
  • ホラー

Love is over あとがき

タイトルで盛大にネタバレ感。
これやらないように気をつけていたはずなのですが…でもこれ以外思いつかなかったんです。すみません。

このお話は『動物に死の概念はあるか』というテーマで書き始めました。いろいろ意見はあると思いますが、私は動物も死を理解していると思います。手話で会話できるゴリラも死について「苦しみのない穴に落ちてさようなら」って言っていたらしいです。深い。

このお話はカイという黒猫が主人公です。(主猫公?)
私も猫が好きで実際に猫3匹と10年ほど暮らしています。猫って犬に比べると自由気ままで人の言うこと聞かない、冷たい、わがまま、怖いみたいな悪く言われがちな面があるような気がします。確かにそう言う面もあるのですが、実際の猫は寂しがりで甘えん坊で、帰ってきたらお出迎えもするし、話しかけたら返事もするし、体調が悪そうな仲間がいたら心配そうにしたり意外と情が深い生き物でした。ただ猫は部外者にはそういう良い面は見せないので何かと誤解されがちです。でも猫はそんなこと気にもしない。自分が本当にやりたいことをやる、やりたくないことは何が何でもやらないっていうそう言うかっこよさもあるんですね。ちゃんと自分で考えてる。そんな賢さが猫にはあります。

お話に出てくるカイやリク、野良猫たちは私の中の猫のイメージを具象化してストーリーに仕立てました。もしかしたら世間の皆様が思う猫のイメージとは全然違うかも知れませんが、まあいいってことよ。
最後は切ないながらも救いがあり、美しいラストになったかなーって自画自賛がすごいな。

あらすじの時系列が前後してすみません。そんなの気にしないよって言う優しい方もそうでない方も、読んでくれたら嬉しいです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する