本編では名言されていませんが、主人公の影島麻友子はスキゾイドパーソナリティ障害という人格障害です。何事もにも無関心、無感動、孤独を愛する人ってたまーにいますよね?そういう人はコレかもしれません。定義が細かいのでここには書きませんが、調べればすぐ情報が出てくると思います。私はスキゾイド(長いので省略)という人格障害があることを偶然知り、とても興味深いと思ってこのお話を書きました。
スキゾイド的性格の人々は世間ではメンタル強くて生きやすそうと思われがちなんですが、彼らは彼らで生き辛さを感じており、また少数派ゆえに悩みが理解されにくいという苦しみが常に付きまといます。このお話ではそういったスキゾイドの隠れた苦悩について少しだけ触れてみました。私の想像なのでこれが正解かどうかは分かりませんけども。
世の中は多様性という考え方が広まって、少数派の人々は昔よりずいぶん生きやすくなったのではと思うのですが、その分の皺寄せが多数派に行ってるのではないかと気にしています。みんなが幸せって簡単なようでめちゃくちゃ難しいですね。でも幸せを諦めたくはないので良い未来のためにあがくしかないですね。
なんかおカタいあとがきになってすみません。小説はもう少しカジュアルな表現になっているので、良ければ読んでやってください。
https://kakuyomu.jp/works/16818093086862421497/episodes/16818093086863010882