清野勝寛

歌詞になる予定のものパート2です。 今度はビークルっぽい曲にしたいなって思ってます。 最近の翻訳サイトは凄いですね。 そのうち嘘んこ英詞も作ります。

地味な見た目で秀才な少女峯岸柊子と派手な見た目で怠いことは大嫌いな恒光夏蓮。クラスメイトではあるが、性格から見た目まで正反対な二人は普段なら決して相容れない存在。けれど、次のテス…

ずっと考えてた歌詞……になる予定の詩です。 英語で、エルレっぽい感じにしたいなって思うのですが、英語が出来ません。急募:英詞っぽくしてくれる人。

僕は僕としてここに存在してはいるが、それは僕ではないです。何故なら僕がもし僕だったら僕は既に

あぁ、おかえりとただいまを言える人が傍にいてくれて、本当に良かった。 俺の生きている理由になってくれて、本当に。

「いいなぁ、茜は」 二人並んで帰る途中、涼が突然呟いた。 私は彼女を見上げて、何が、と問い返す。

だから多分、これが正解。

「兄ちゃん。今年の年末も、帰ってこないの？」 　久しぶりに実家から電話が来たので出てみると、相手は父でも母でも姉でもなく、従妹の優月からだった。

むかしむかし、あるところに魔法使いの女の子がおりました。 彼女は、魔法使い最後の生き残りです。 魔法使いとしての力が弱かった彼女は、お城の地下にある暗い暗い牢獄に魔導兵器の研究…

学校帰り、幼馴染の藍子がそう言った。 俺はそれにおぅ、と短く返す。 聞き慣れた潮騒が鬱陶しい。

夕暮れ。橋の上。男と女が二人。 傍から見た彼らは、何に見えるだろう。 端から見た二人を、何と捉えるだろう。

朝起きて、うんざりする。 ああ、まだ続くのか。

成長した鳥が、羽ばたけないとなったら、どうなるのだろうか。 地を這いつくばって生きるしかないのだろうか。 それとも、飢えて死ぬのだろうか。

暗闇に声が滲み、広がっていく。 その声はとても冷たく感じた。 ボクは何も見えないまま、手探りで地べたを這いつくばっている。

吐き捨てるようにそう言って川から離れていくジュン兄ちゃんを、追いかけるか一瞬迷う。 私は一年に一回のこの行事が、好きだったから。

「君の、その……あ、足を、もっと良く見せてくれないか？」 　男の台詞を聞いた時、私の背筋を得体の知れない何かが駆け抜けた。

ああ、本当に腹が立つ。 意味のわからないことばっかりだ。 言いたいことが、たくさんあるのに、言いたいのに。

これは、戯言です。 きっと、誰の心にも留まりはしないだろうそれを、 どうして今、私は言葉にしているのでしょうか。

簡単に言うと、逃げたのだ、俺は。 居心地の良いこの空間を、壊したくなかったから。

顔色一つ変わらないまま、彼女はあたしに言う。 まるで見てきたかのように。 全てを分かっているかのように。 あたしはそれが気に入らなくて、ふてくされて、やっぱりそのうちに忘れてしま…

煙草の火をもみ消すように。 さっさと死んでしまえばいい。 さっさと死んでしまえばいいのだ。

後日、返信があった。 そこには短い文章で、こう書かれていた。 「終わりました。ありがとうございました。さようなら」

これが人を愛するということではないと、僕は伊織に伝えたかったけれど、きっと僕の声は、もう伊織に届かないだろう。 それに僕も、悪い気はしなかった。 求められるということは、それだけ…

初めて人を好きになった。 でも、この関係を壊してまで佐々岡と特別な関係になりたいとは思えなかった。 僕みたいな人間が佐々岡と一緒にいられるだけで、それだけで十分幸せだと思えた。

最近、眠れない日が続いている。 理由は一体なんだろう。 目を閉じて、考えてみた。

あと一歩進んだら、おみまいする。 でも、それってつまり、私のいないどこか遠くに彼が行ってしまうということだ。

何故この男は、こんな状況になっても笑っていられるのだろう。 こんな状況にさせた張本人がここにいるのに、ヘラヘラとしていられるのだろう。 アキラは私の友人ではない。 幼馴染でもな…

少女は机に突っ伏して、言葉を空に吐き出した。 少女の隣にいる少年は、ノートに何事かを書き続ける手を止めず、少女の言葉に言葉をぶつけた。

まるで世界の果てのようだと、柄にもないことを考える。 雪は音も立てずに、世界を白く染めようとしていた。

どんな地獄にも、終わりはある。 それならば、どんな惨めな思いをしても、耐えてみせる。 女は地獄の終わりを待った。ひたすら待った。

昔付き合ってた彼から連絡がきた。 深夜二時、ファミレスにサナエを呼び出して、どうしたものかと相談する。

旧友から届いた久しぶりの連絡は、あいつが死んだという報せだった。 きっと何かが、おかしくなってしまったんだろう。 全部が遅すぎて、救いなんて何処にもない。 それでも俺は、問わず…

何もかもが決定的に違う。どんな人間に対してもあたしが常に感じていることだ。そんなこと絶対に口に出したりしないけれど、究極のところ人と人は分かりあえない。 言い返したい言葉が百億…

少女は今日、全てを終わらせようと思った。家族を殺して自分も死んで、この無意味な十五年の人生に終止符を打とうと考えた。

教室の端と端、これだけの距離があるというのに、彼女と俺は目が合っていた。