連載更新をお休みして二ヶ月ほどになっておりますが、そんな中、ギフトというありがたい応援を頂きました。
お礼を何処に書けばいいかと毎回迷うのですが、近況ノートというこの場になりますが、本当にありがとうございます。
また良い作品をお届けできるよう頑張っていきたいと思います。
さて、そんなギフトのコメントでもお褒め頂きました「黒と白と階段」に、エブリスタ様から選評を頂きました。
先日最終選考の発表がありましたナツイチへ出していたのですが、一次予選通過ぐらいの扱いの優秀賞というのを頂きまして、その賞品として編集部選評がメールで送られてきました。
その話をカクヨムでやるなよというのはごもっともなのですが、エブリスタで日記的に書くとこないもんでTwitterやらカクヨムで書いているわけです(笑)
それででして一応ざっと見て確認するに転載NGとも書いてなかったので実際どんなものを頂いたのか、コピペしたいと思います。
一部「黒と白と階段」のネタバレも含みますので、未読の方はご注意を。
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清泪(せいな) 様
いつもエブリスタをご利用いただきありがとうございます。
この度は エブリスタ小説大賞2022 集英社文庫 ナツイチ小説大賞 にご応募いただき、誠にありがとうございました。
清泪(せいな) 様の応募作品が、優秀作品に選ばれました。
おめでとうございます!
つきましては賞典である、エブリスタ編集部からの選評をお送りします。
ぜひ、今後の参考としてお役立てください。
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『黒と白と階段』
テーマ:B
共感度:B
キャラクター・設定:B
ストーリー:C
表現技術・文章能力:A
総合評価:C
【エブリスタ編集部選評】
タイチを巡るキャラクターの配置と関係性がとてもうまく描かれています。文化祭に向けてクミと少しずつ育つ恋愛感情。茶々を入れながらも友情に厚いアツシ。お姉さんとの生活感と家族愛も伝わってきました。一方で、冒頭の“事故死”を巡るミステリー部分をたっぷり見せてもいい気がしました。文化祭の準備と同時進行でもっと事件に関する場面が多いほうが、読者のハラハラ感が募ります。また2人のタイチ、クミ、マコトとそれぞれの「あの日の視点」を彼らの感じた部分の違いを強調して描くと更に世界観が深まるはずです。
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※各項目のA~Cの評価は、エブリスタ編集部における選考基準のものです。
出版社の最終評価とは異なりますので、ご了承ください。
次回のご応募もお待ちしております。
引き続きエブリスタを何卒よろしくお願いいたします。
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「黒と白と階段」は、タイチの動機などに共感しにくさを敢えて書いていたので共感がBという評価なのにまず驚きました。
「あ、わかってくれたんだ」っていう(笑)
ストーリーがCで多分総合評価もCなのはよっぽど足引っ張ってるんだなぁとショックだったのですが、選評の内容を見て
「あぁ、その表現が足りなかったという意味か」と納得出来ましたし、
そう納得したらしたで「もっとやりようあったなぁ」と反省もしました。
クミの過去の事件について色々と散りばめて明かしていっていたのですが、もっともう一本の軸として文化祭準備と並行したメイン軸ぐらいに持ってきた方がミステリー色、サスペンス色増せたんだなぁと。
割と自信が無い文章表現がAと高かったのは意外でした。
かなり嬉しい評価です。
部分部分は結構力入れてるよと言えるのですが、細部が甘々の下手下手なんでまだまだ勉強中なんですが、いやぁ嬉しい。
吹田(マコトと書かれてて誰だ?となりましたが)もポイントとして書かれていたのは嬉しかったんですよ。
この「黒と白と階段」を書くに当たっての筆が止まった部分であり、完結まで書けた要因でもありますから、読者様の感想などでも吹田に注目があると嬉しいです。
初めて編集部選評なるものを頂きまして(レビューとかコメントとかはもちろん頂いてましたし、別作品でコラム的なものも書いてもらったことがあるのですが)、やっぱりこういうのはめちゃくちゃ為になるなぁと思いましたね。
指摘されている部分は、「確かに!」となる部分でしたので、
本当に学生時代のテスト返された後に「いや、それもっと粘ってたらわかってたのになぁー」ぐらいの悔しさと反省があります。
いやぁ、実は五月から始まる小説家になろうの方でやってるネット小説大賞とかいうのにも参戦させようと思っていたのですが、選評の指摘にあった部分を追加してから出すか悩みますね。
今、そんな頭働かないから、下手な突貫工事でグチャグチャになりそうだし、ここは次作の参考にしておこうかなとか思ってたり。
またこういうコンテストで選評頂けるとこまで戦える作品を書いていきたいと思います。
もちろん大賞とかに輝いてサイトにバンッと載せて貰えたりするのが理想ですね。