カクヨムの皆様、はじめまして。しぎと申します。
一次/二次創作、どっちもやります。カクヨムでは一次創作の小説をつらつらと上げていくことになると思います。よろしくお願いします。
さて、先日まで参加していた第五回こむら川大賞の講評が上がってきたので、こうしてお礼の言葉とちょっとだけ作品語りをしようとこれを書いているのですが、カクヨムの近況ノート機能いいですね。懐かしの個人サイトや、日記ブログ時代を思い起こします。私も中学生の頃は夜な夜な掲示板に一次創作小説を上げていた身、こういう形で発信するというのは怖さもありつつなんだかんだ好みです。変に公共の場で自語りをやりすぎると周りから引かれますが、ここでやる分には許されそうな気がしないでもなくもない。
というわけでここ数年は二次創作をメインにやりつつも、一次創作という名の妄想は昔からちょこちょこやっていたのですが、やっぱりちゃんと公開できる場が欲しいな、でもアカウントを作って運用するのはなんか面倒だな……と思っていたところ、Twitterにたまたまこむら川大賞のツイートが流れてきて「これはなにかのきっかけかな?」と思い決心した次第。あと、怪盗クイーンを初見で見て読んでもだえて、素晴らしいファンアートを描いていたもちうささんがRTとか宣伝してることも「この偶然は……?」となるきっかけだったりします。
……で、講評を読んだのですが……えボランティアでこの分量の講評を?普通に金取れるレベルですよ???自作に対してこれだけ真摯な評価、感想を頂いたのが久しぶりだったので、ありがとうを通り越して良いの?状態になっています。しかも200作品以上の全てに同じことをやっている。まさか講評を読んで半日潰れることがあるなんて。しかもこれを過去四回も?サービス残業がすごい。ただだからこそ、最終日のTwitterの様子は納得しかない。次回企画があったらいつ頃に出そうかな……早く出したからといって読み手の感想が変わることは無いでしょうが。
他の参加作品も時間を見つけては少しずつ読んでます。……まず6000字という条件で起承転結でも序破急でも良いですがしっかりお話を作って完結する、その時点で私からしたらすごすぎる。どんどんどんどん文字数が膨らんでいく私からしたら羨ましい限りです。講評でも「書きすぎってぐらい書いて、読者にはちょうど良い情報量になる」というのが見受けられましたが、それをやると数百字単位は簡単に増えるんですよね……思い切って描写をカットする、しかしそれでは自分の脳内映像が伝わらない恐れがある。そういう意味では、文字で頭に浮かんでくるタイプの方が書きやすそう……とかも思ったりします。
自作では出来ませんでしたが、やはり物語の波が大きいほど、ギミックが詰められているほど読者は盛り上がるんですよね……「読んだ人が語彙力を無くして冷静でいられなくなり、何とか言葉を絞り出す」ようなものを書くのが目標なので(自分がそういうタイプの書き手なのかは置いといて)、もっとアイデアを大事にしつつ、どんな文字数制限でも書ける力を身に付けていきたいです。
例えば大賞作品の「BREMEN」なんか、仮に自分が同じ発想で書いていても多分10000字は越えてるはずなので……
自作について、「まあ自分が6000字でできることはこれぐらいだろう」と考えてこのようなことになっているのですが、それでもこの描写大丈夫だったかな?と思うところはあります。冗長かな、でもここ削ると繋がりが悪くなるんだよな、突拍子ない感じになりそうだな、そんなことを考えながら結局これに落ち着きました。氷川さんのイメージは既にあったので一日で書き上げたのですが、講評読んだ感じだと伝わるべきところは伝わっているようで何よりです。ただ、次回はこれでは満足してくれないだろうな……
ちなみにタイトルがいかがわしいことになっているのは投稿した後で気づきました。直接の元は某アニメキャラの歌です。
もちろん羽村くんと氷川さんの暮らしはこれからも続いていきます。時間があったらそのへんも書きたいかなと。
最後に、これからのカクヨムの運用ですが、今の所一次創作の長編で連載してみたい話が2本あります。設定としては以前から温めていたのですが、細部を組み上げて始めてみたいところ。どちらもファンタジー要素は無い現代世界における少年少女の青春ものとなっているので、皆様今後もご愛読よろしくお願いします。他にも、気になった自主企画に合わせて短編を書いたりとかしていきたいのですが……
……カクヨムの最大の壁は、「面白いものを書く」よりも「いかに人に読んでもらうか」ということに気づきました。宣伝スキル重要すぎ。
というわけで、今後ともよろしくお願いします。そして、容赦ない批評と拡散も、よろしくお願いします。