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先週観た映画の話(結構、長い)

終わらないです……FGOのイベントが……(ソシャゲの話です)

カクコンの執筆じゃないのかよッ!って思って下さった皆様、こんにちは。
思わなかった皆様も、ボンジュール。

先週はチェックしてたメジャー級映画の封切りなかったので、ミニシアター行ったりが多かったです。


<現在、上映中>
『悪い子バビー』
https://badboy-bubby2023.com/
1993年のオーストラリア映画なのですが、当時は日本で劇場公開しなかったようで、30年の時を経て日本公開となりました。
ストーリーは生まれてからずっと35年間、母親から監禁され心身ともに虐待されていた男が家の外に出て、社会に触れて成長していく物語です。

とりあえず、前半の監禁虐待パートが壮絶&マジキツくてしんどいっす。
社会に出てからも酷い目にも遭うんですけど、逆に良い人たちとも知り合えたりもしますし、ラストとかちょっとビックリな落とし方してて、かなり良い映画でした。
ただ、猫好きな方は観ない方がいいです。

日本映画で『メランコリック』っていう作品があって、脇役に松本君っていう超いい奴の殺し屋(?)が出てくるんですけど、このバビーと松本君が結構ダブって、久しぶりに『メランコリック』も観たいなってなりましたね。


『VORTEX ヴォルテックス』
https://synca.jp/vortex-movie/
鬼才すぎる映画監督ギャスパー・ノエの最新作。
ノエ監督の『カノン』や『CLIMAX』が好きです(インモラルな題材が多いのですが、人間の滑稽さの描き方がすごく良い)

ノエ監督は作品がスタッフロールで終わるの嫌いなのか、いっつも変なところでスタッフロール入れるんですけど、今回は冒頭でした(苦笑)
始まって、すぐにスタッフロールわりと長めに見せられますw

画面を2分割して、夫だけ追ってるカメラ、妻だけ追ってるカメラが同時に映し出されるんですけど、面白い画面作り。
うまく長回し(カットなしでずっと撮影すること)風に見せてて、やっぱ天才だなって思いました。

心臓病で身体が先に壊れる映画評論家の夫・痴呆症で身体より脳が先に壊れる医者の妻。
とにかく老後・死後について考えさせられる映画でした。

あと、この夫婦の家には、所狭しと本があるんですね。
マジで観終わった後で、「断捨離しよう。部屋片付けよう。歳取ったら物減らさなきゃ」ってなりましたね。


『ひつじのショーン ムービー・フェスティバル with ウォレスとグルミット』
「ウォレスとグルミット」傑作選
https://www.aardman-jp.com/shaun/shaun-moviefes/
クレイアニメの金字塔ですね。『ウォレスとグルミット』大好きです。
プログラムが4種類あって、私はニック・パーク監督作品が好きなので、
『ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー』
『ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!』
『ウォレスとグルミット 危機一髪!』
の三作が観れるプログラムに行ってきました。

昔、NHKで観てから、めっちゃ好きなんですよ。
映画館の大きな画面で観れて幸せでした。


<レンタル配信等>
『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』
この前、一作目の『ボーダーライン』観たんで、続編観ました。
昔に観た時よりも、今はやっぱメキシコの社会的背景とか勉強してるのでわかりやすかったです。
ジョシュ・ブローリン、好きなんですよね(有名な役だと、『アベンジャーズ』の敵サノス)
顔デカいしw
CIAってアメリカが世界で有利になるために暗躍してる組織(各国で戦争起こしたり)なので、このシリーズは闇の部分を描いてて、やっぱ面白いです。


『13時間 ベンガジの秘密の兵士』
2012年に起きたリビアでのアメリカ在外公館襲撃事件を元にした実話ベースのお話です。
リビア国内にあるCIAの秘密基地がリビア民兵団に包囲されて襲撃される中、元米軍特殊部隊員たち数名で、CIA職員が救出されるまでの時間を稼ぐっていう。
あれ? これもCIAの話だな(苦笑)

CIAの秘密基地の一番偉いオッサンが「まぁまぁしょうもない人」で良かったです。
ああいうキャラ造形、勉強になる。


ところで、私、紛争地帯での米軍の負け試合もの(実話系)よく観てて、「あの世界最強・最新鋭の装備と訓練された軍人をもってしても、なぜ失敗するんだろう」って部分を考察するの好きなんですよね。

とりあえず、私の結論としては「航空支援と補給路絶たれて、わらわらと延々とわき出る民兵(私服なのでテロリストか善良な市民か判別つかない)に包囲されると、さすがの米軍でもヤバい」(当たり前ですけどw)

そして、やっぱRPG(ロシア製・携帯対戦車グレネードランチャー)ですよ。
RPGをぶっぱなしまくる民兵、超こえぇ。子供とかでも、ぶっぱなすし。
この手の映画観てると、米軍兵が「RPG!!」って叫んで味方に知らせる絶望感のあるセリフめっちゃ出てくる。

『ブラックホークダウン』でブラックホーク(汎用軍事ヘリコプター)がダウンしたのも、RPGをぶち込まれたからだし。
『ローンサバイバー』でも救出に向かった隊員たちを乗せた輸送ヘリが撃ち落されたし。

兵器の価格わからんけど、RPGって安いのか?(´・ω・`)
ジーマーで気軽くRPGぶちかましすぎやで、紛争地帯のイスラム民兵さん達。


先週もそんなことを映画観ながら考える日々でした。
また、計5本観たので、結構満足感ありです。
映画は、やはり心の栄養素ですね。

ではでは、また来週。


ちなみに、この『先週観た映画の話』ですが、
https://kakuyomu.jp/works/16817330657515751211
保管庫を用意してますので、映画の話だけ近況ノート追いたい方はこちらをご覧ください。


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以下、作品宣伝です。もしよろしければ、読んでみてね。

①カクコン9長編「ライト文芸」応募作品
『領収書の宛名は「(株)ゲーム・オブ・ザ・ダイニングデッド」で。』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654156491066 

②カクコン9短編「現代ドラマ・文芸・ホラー部門」応募作品
『きみ待たせ よもつひらさか』
https://kakuyomu.jp/works/16817330668445161005 

1件のコメント

  • RPGってコピー品が大量に出回っていて一発数千円みたいですね
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