映画短歌作ってた関係で、好きな映画を再視聴したりと映画オタクとしては有意義な一週間でした。
(なお、執筆は全然進んでいない模様)
<現在、上映中>
『Pearl パール』
https://happinet-phantom.com/pearl/元からサイコパスなところがあった女の子(パール)が支配的で抑圧的な母と介護が必要な父のもとで、ストレスで頭パーンしてシリアルキラーになる話なんですけど、ちょっと勿体ないというか、スプラッターホラーはどうしてもコメディ化してしまうので、『ジョーカー』みたいな感じでガッツリシリアスにやってほしかったなぁと思いました。
後半で彼女が心情を吐露するシーンがあるのですが、すごくリアルで実行に移さなくても頭の中で「ああ、もう全部ぶち壊したい」と思っている人は多いと思うし、結構共感してしまったデス。
<自己所有/レンタル配信等>
今週は家で観た分は、全部鑑賞済作品の再鑑賞でした。
『ぼくの名前はズッキーニ』
世界で一番好きなストップモーションアニメです。
好きな映画あげろと言われたら、TOP5に入ります。
再度、鑑賞してまた泣きました。
オススメです。
『キサラギ』
すごい好きな邦画なんですけど、久しぶりに再視聴したら主要キャスト5人中2人が不祥事で地上波から消えてました(苦笑)
とにかく脚本とテンポが良くて、この映画みたいな小説は凄く目指すところだなと再確認。
『アフタースクール』
これも脚本とテンポが良くて、何度観ても「上手い~!くぅうう!」ってなります。
ああ、こういうの書きたい(溜め息)
大泉洋さん好きなんですよ~。
『過去のない男』
『街のあかり』
『希望のかなた』
フィンランドの巨匠、アキ・カウリスマキ監督作品を久しぶりに三作、観直しました。
なんかいいよね。この真面目系ギャグ。全員、無表情なんだけど、いちいち面白くて、それでいて人助けをサラッとするんだよ。愛に溢れてんだよ。
会話の間がいいのかなぁ。
やっぱ面白い映画ってのは、テンポだと思うんすよね。
カウリスマキ、サイコー!と叫びました。
特に『過去のない男』は大学生の時に観て「マジ映画好きだわ」って再確認した作品で思い出の作品。
『東京物語』
小津安二郎監督の名作ですね。
小津作品も会話の間が独特で面白い。そしてそれを際立たせるカメラワーク。
ローアングルで定点観測的に撮られるんですけど、カメラ動かないから会話劇に集中できるんですよね~。
派手な映画に慣れてる人からすると、ちょっと退屈かもしれない。
『生きるべきか死ぬべきか』
エルンスト・ルビッチ監督の名作ですね~。
1942年にアメリカが作ったプロパガンダ映画なんですけど、まず脚本がねー、プロパガンダ映画なのに、めちゃくちゃ面白いんですよ。
政府の金で「面白いもん作ったろ」感がすごくて、めちゃくちゃ好きなんです。
これもやっぱ「こういう作品書きたい!」ってなります。
面白いし上手いし、マジで頑張ろう(*_*)と心に誓ったり誓わなかったり。
って感じで今週は9本でした!
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以下、作品宣伝です。
①角川ホラー文庫 デスゲーム小説コンテスト
『領収書の宛名は「(株)ゲーム・オブ・ザ・ダイニングデッド」で。』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654156491066 ②「賢いヒロイン」中編コンテスト
『第五王女シャーロットの貴族没落大作戦』
https://kakuyomu.jp/works/16817330653221746171 ③カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト
『狐唯恋奇譚 ―妖狐に愛されすぎて困ってます―』
https://kakuyomu.jp/works/16817330655435200532④第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト
『短歌で映画タイトル当てクイズ!』
https://kakuyomu.jp/works/16817330658557391834 『徒然日常俳句』
https://kakuyomu.jp/works/16817330659421703647