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ビギナーハンター!その1「はじまりはいつも唐突で」完結

どもども、さるです。
ゴールデンウィーク半ばですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さてさて、現在連載中のSFファンタジー『ばうんてぃくえすと~えふぇす~』ですが、取り敢えず「ビギナーハンター!その1」が完結しました。
続けて「その2」、「その3」と執筆する予定です。

今回はあくまで導入部で、主人公たちの人物紹介がメインですね。
この章で特に書きたかったのは、おっさんの戦い。
昨今、中高生を初めとする若い主人公ばかりのファンタジーラノベが多い中、敢えておっさんを主人公に据えた理由がコレ。
若い奴らは体力が有り余ってくせに、すぐ異能とかチートに頼って無双するばかりで書いてても面白くない。
なら、体力が衰え始めた四十過ぎのおっさんが同じ舞台に立ったらどう戦うのか?
それを書いてみたいと思ったのが、本作執筆のきっかけでもあります。
若者主人公なら、例え無能(笑)でも強敵に対してジョーカー的な「力」で対抗するし、チート主人公ならなおのこと「力」で圧倒する戦い方をしますが、体力の無いおっさんはそうは行きません。しかもガチの無能なら、なお更でしょう。

では、おっさんが戦うために持てる必要な武器は何か?

それは言わずもがな、培った人生経験によって得た「知恵」です。それも、酸いも甘いも舐めつくし、ピュアな若者の心なんてすっかり錆付いている中年ならではの形振り構わぬ図太い頭脳戦。

「これが大人の戦いだ、よく見とけ小僧ども!」

そういう台詞が飛ぶくらいの卑怯な戦い。
それを恥じも外聞も無く出来るおっさんを書いてみようと思いました。

次に、今回ようやく名前が登場したヒロインについて。
彼女は、主人公とは真逆の立ち位置で描こうと思ってます。というか、さるのブログで書いている『ばうんてぃくえすと』本編の主人公でもあり、同作中では思いっきり脅威の身体能力を駆使して戦ってたりします(笑)
過去話に当たる本作でもその辺は変らず、基本的に身体能力がおかしい小娘です。
彼女は異能とかそういう類のものは一切持ってませんが、それらを凌駕する体術と剣技で戦うスタイルです。
もちろん、能力無効化とかもありません。
ただ、身体能力がおかしいだけです(大事なことなので……w)
ブログ版でもそうですが、彼女については余り細かい設定を考えないようにしています。
設定しているとしても、彼女の血縁関係とか生い立ちくらいですね。ちなみに、戦闘民族とかじゃなくて普通の人間です(何)
あと他に設定を挙げるなら、五話くらいまで読まれて気づいた方がいるかもしれませんが、この少女やたら直観が優れています。
実は空気の変化的なものに敏感だったりするんですが、その辺は彼女の生い立ちがちょこっと関わってます。
それくらいですかねぇ。
戦闘描写は、それこそ深く考えずに勢いで書いていたりするので、気がつくと色々変な技を覚えてたりする可能性も(ぇ

こんな凸凹コンビですが、今後の更なる活躍に期待してやって下さいませ。

ではでは、この辺で。

追伸:次はコルビア到着編!(ぉ

さる

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