こんにちは、サトミサラです。
今朝「君が消えた冬に」の第三章「青の歌声」を投稿しました。今回の主人公は第一章でも登場した笹谷です。
第一章の「翡翠のまち」が恋愛に、第二章「透明のなみだにおぼれる」が家族へ帰結するとしたら、今回のテーマは友情です。豊永はあまり心を開いて笑うことがないので、今回は高校生らしい豊永を書けてよかったなあ、と思っております。私自身は、両親が国際結婚というのもあって一つの国に留まることがなく、幼馴染みという存在がいません。だけど小学生の頃に親しかった子たちは今でも特別に思っていますし、やっぱり幼少時代の思い出って大切なんですよね。そんな思いも込めて書きました。
さて、次回は第四章「掴み損ねたオレンジに願わくは」です。主人公は番外編でも出てきた矢内にバトンタッチします。
次もよろしくお願いします。