災厄の神父~の登場人物設定メモ。思いついたことを忘れないように。。。
◎神父さん
人間の祓魔師であり神父。吸血鬼に血を吸われても吸血鬼化しない、貴重な血(レアブラッド)を持つ特殊体質。そのため、ある吸血鬼の貴族に所有印を刻まれ執拗に狙われている。
元【白薔薇の門】の幹部で、五年前に長年付け狙われている吸血鬼により拠点ごと部下を全員殺され、責任を取って脱退。しばらく仇の吸血鬼から逃避行する放浪生活を送っていたが、訪れた放浪先が仇の吸血鬼によりことごとく消されていたことに気づき、現在は西の地ヴァイスにある【白薔薇の門】管轄地の人里離れた協会を臨終の地と定め、仇の吸血鬼を迎撃すべく閉じこもっている。
元コードネーム:リコリス(白薔薇の門所属。幹部)
白い彼岸花・白花曼珠沙華のイメージ。花言葉「想うのはあなただけ」
偽名:ユリウス
特に意味はない。本名を名乗るのは危険な境遇になってしまった彼に、命の恩人であり狩人の師匠が呼び名がないのも不便なので思いついた名前を命名された。以降、必要時にそう名乗っているだけ。
本名:???
知っている生存者は、野薔薇の神代総司令のみ。
性別:男
年齢:二十代後半
髪色:白銀
もともとは黒に近い灰色(短髪)だったが、十五年前の事件から心的ショックと狙われるストレスからどんどん色素が落ちていっている。
十五年前の事件で灰色(短髪)に、十年前の事件で白灰色(セミロング)に、五年前の事件で銀色(長髪)に、放浪中の事件を経て、現在白銀色(肩上)。
たぶん次に誰かを亡くしたら、白色になると同時に心が壊れる、そんな危うい状態。髪質はサラサラストレート。
瞳色:薄い氷を張ったような冷たい水色
本来は、春の雪解け水イメージ、淡い水色。髪色同様、徐々に心の奥が凍り付いていってるそんな心境を瞳が反映しているイメージ。目が死んでるわけではない、ただ影がある、暗い色、濃く見えるみたいな。
十五年前の事件以来まともに眠れないので目の下の隈がひどい。濃い。深い。
普段色のついたガラスの眼鏡をかけてはいるが、視力は良いので度は入ってない。オンオフの意識の切り替えスイッチのためにかけているようなもの。
体格:細身だが痩身ではない。必要な筋肉はほどよくついている。身長は170半ばから後半くらい。身体は柔らかい方。
性格:根っからの善人
基本誰にでも優しい、けど自らが敵と認識した者には無慈悲。目の前で困っている人は放っておけない質なのに、自らの境遇から他人と関わらないようにしたい矛盾を抱える。自分が原因で誰かが傷つくのが許せない。一人にならないといけない、と思いつつ、ツバキを傍に置いているのも甘さ。
現状、正常に振る舞っているが、内面限界が近い。オフの時はもうほとんど受け流してる状態、まともに見えて外部の刺激に心がついてこないので感情が鈍い。オンの時はほぼ感情が凍り付いている。
表面張力まで水が入った、ひび割れたコップのイメージ。溜めに溜め込んだ水が溢れる寸前、割れそうで割れていない器、あとなにか一押しがあれば崩壊する。
能力:吸血鬼貴族クラスと対等に戦える実力はある
師匠が祓魔師ではなく狩人だったので、戦闘技術の基礎は狩人(個人戦)。一人でだいたい何でもできるまで鍛えられた。そのため、後に野薔薇に所属して祓魔師(集団戦)となるが、彼の実力に誰もついてこれない(逆に足手まとい)ので、結局単独任務が多かった。
基本武器は細剣。そのほか銃とか針とかいろいろ小道具を使う。
無意識領域で戦えるレベルに身体に戦闘が染みついてる。(めったにないが、戦闘中に意識を失ったとしても、身体が勝手に動き続ける。)
そのほか:不眠症
自称ショートスリーパーだが、実際は十五年前の事件以来まともに眠れない、横になって目を閉じて休んでいるだけ状態。何が起きても即座に動けるように、出入り口付近で座って寝るのが習慣。半径五メートル以内に人がいたら目が覚める。針が落ちた音でも目を覚ます。時々、ツバキに睡眠薬を盛られて強制的に眠らされるが、せいぜい一、二時間。