今年の8月にアルファポリスにて開催された「第5回ほっこり・じんわり大賞」で、自作『ボールの行方』が奨励賞を受賞しました。
https://www.alphapolis.co.jp/prize/result/377000177上のサイトでは、“惜しくも受賞に至らなかった作品を奨励賞とした”と記載があるので受賞と言えるのか微妙ですが、個別に編集部から届いたメールには、“厳選なる審査の結果、御著「ボールの行方」が奨励賞を受賞しましたのでご連絡申し上げます。”とあったので一応受賞になるのでしょう。
私はこれまで公募に出した経験がほぼなく、ネット上のコンテストなども余力のあるときや気が向いたときにたまに出す程度でした。
過去に爪痕を残せたこととしては、毎年恒例のカクヨムコン短編賞で3作ほど読者選考を通過したことぐらいです（ただ、あれは★の数を稼げればたいてい読者選考はパスできるっぽいので、いかに売り込みを頑張ったかを評価されている気がしなくもなかったり）。
7月から休職し、すこぶる暇なので自分でも出せそうなコンテストを探していたところで見つけたのが、アルファポリスの「第5回ほっこり・じんわり大賞」でした。
1人1作までというわけではなかったため、長編の『半笑いの情熱』と短編の『ボールの行方』の2作をエントリーしたところ、後者が審査員の目にとまったというわけです。
カクヨムコンのときのように宣伝活動をしなかったため、開催期間中、ブックマークやコメントなどの反応を頂戴することはほぼありませんでした。なので、コンテストの審査員の方が直々に見てくれたのであろうと想像できます。
個人的には、自作の中で代表作と思っている『半笑いの情熱』がそろそろ日の目を見てもいい頃なのになと思ったりもするのですが(笑)、コンテストの類でまともに結果を出せたことがなかったので、今回初めて賞に至ったのが素直に嬉しいですね。
自分の場合、賞を取るために小説を書いているわけではありませんが、今後も応募できそうなコンテスト等があれば積極的に応募しつつ、執筆のほうもマイペースで頑張っていけたらと思っています。
※『ボールの行方』カクヨム掲載版
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891229049