カクヨムで公開した作品の事ではないのだが、最近、起承転結を意識して書いたものがある。物語というよりは台本形式。
その後、自分が書いたものが朗読されたが、三分の一あたりで聴くのを止めた。
時間をかけたわりには良くなかった。
設定にこだわったくせに消化しきれていない部分、流れ、文字数におさめようとする意図が丸見えで物足りない。味わいがない。
つまり、人物に惹かれないのだ。
これがつまらない要因。
もともとプロットは苦手だ。だがそれが無いと自分は頓挫する。あっちこっち、書きたいままに話が飛んでしまい、収まらなくなる。
展開がわかりにくいとも言われたことがある。
話の流れがOKのつもりでも、人物が生きてないと胸に残らない。感情を盛り込むのではなく、湧いてくるような情景。これまでもわかっていた事なのに、体裁を整えているにすぎなかった。
小説も台本も同じ。
今後は、まず人物を深堀りしようと猛省した出来事でした。