想像力は、日々の生活をよりおもしろおかしくしている気がする。
書く側も、読む側も、このサイトに来られる方々は想像力に長けている人ばかりだろう。風景を、人物を、色を、音を、匂いまで。想像しながら書く、想像しながら読む。
自分も普段、物語を読みながら頭の中で情景を描くタイプだ。あまりに鮮明に描き過ぎて、そのシーンから先へ進めないこともしばしば。そういう小説は読み終えるまで時間がかかるのだが(当然だ)、なぜか得した気分になるものだ。
想像といえば、自分は必ずといって良い程、小説や漫画の登場人物を実際に活躍されている俳優さんに置き換える癖がある。脳内で演じてもらうと言うべきか。
例えば警察小説。主人公はあの役者さんに…バディはあの人で…犯人は目つき悪いあの人だな、とか。ラブシーンがあるのなら、女優さんはあの人がぴったり…だけどあの二人のそういうシーン見たくないな〜、などと。勝手極まりない。
実際に映像化が決まり配役が発表されても、自分の中で作ったイメージのほうが強くて当初の配役で(別に降板したわけでもないのにこの言い草)ずっと想像を続けてしまう。
そんな独りよがりなプレイを続けてきたが、最近問題が出てきた。
自分、旬の役者を、知らな過ぎるっす問題。
近年、地上波の番組をまったくと言っていいほど見なくなったので、国内でどんな役者様タレント様がご活躍なのか、わからないのだ。
『10代女優』で検索すると知らない美女ばかり。『若手俳優』で検索しても見たことないイケメンが並んでいる…あと、名前の漢字が読めまへん。
だもので最近の配役は“20代のK野M穂さん”とか“○○時代のM嶋N々子さん”とか“こうなる前のH末R子さん”とか勝手に若返らせてしまい女優の皆さんすみません、今でもお変わりなくお美しいですよ。
若い実力派女優さんでよく知ってるのはK芝F花ちゃんですが、あの作品もK芝さん、この作品もK芝さん、カクヨムさんで愛読しているあのストーリーのヒロインも勝手にK芝さんと、どんだけ働かせるんだ。てかK芝さんももう26歳なんだね、すっかり大人だった件。おいらもジジイになるわけだ。