これまで兵庫県の播磨や但馬は有り難いことに世界文化遺産 姫路城や天空の城 竹田城の恩恵を受け、多くの観光客に足をお運びいただいて参りました。しかしそれは町作りの立場にとっては甘えにも繋がり、ともすれば観光事業が交通整理と同義と扱われることもあったように思います。まして播磨や但馬を舞台に繰り広げられた物語を省みることなく展開された町作りは、子ども達に誇りを養うことなど望むべくもありませんでした。
その様な危惧から播磨と但馬の有志が集い、兵庫県を舞台に現代の知恵と技で歴史顕彰を模索しようと勉強会「日本城下町楽会」が発足しています。