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七人七色 4-4 おまけ(ネタばれあるので読んでからクリック推奨)

明暗が残酷なほどにパッキリ分かれてしまってる京極先輩ズの詳細。
画像は高校生時代のもの。



【左側】京極 爽司郎(きょうごく そうしろう)

陸高美術部OB。鬼才ともてはやされた方。現在絵の修業のため海外留学中。
見た目はチャラ男だが、呑み込みがいいため大体の事はそつなくこなす。
ノリも軽めで、よく言えばフレンドリー、悪く言えば馴れ馴れしい。そして良くも悪くも空気を読まないため、他人の地雷を踏みぬいちゃうのも大得意。ぶっちゃけ従兄弟が何を思っているのかなど微塵も察していない。
が、本人自身は特にそれで損することもなく、周囲からは成功者として称えられている。多分これからの人生もずっとそう。



【右側】京極 一高(きょうごく いちたか)
陸高美術部OB。才能に限界を感じて退部した方。一応バイトしつつ専門学校(会計系)に通っている身。
見た目通り根暗路線。同い年の従兄弟と色々正反対過ぎて幼いころから周囲に比較されて育った。
自分の根暗部分をひどく嫌っており、無理して明るいふりをしている傾向がある。他人に暗い奴と思われるのを何よりも嫌う、ある意味見栄っ張り。そして結構おっちょこちょい。
一高自身の最大の不幸は、彼の両親も、やはり彼らより何でもそつなくこなす爽司郎の両親に対してコンプレックスを抱いており、せめて自分の子供だけでも爽司郎より立派に育ってほしいと考えてしまっていることである。
ちなみに名前の由来も「一番高い所へ行ってほしい」という願いが込められている。
そんな環境にあってか常に周囲の視線を気にしてしまうタイプに育ってしまったがため、こういう性格になってしまった。

ラストのナリ君の言葉をどうとらえたかは、彼のみぞ知る。

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