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人間賛歌にはなれない

近況ノート、読んでくれてる人いるんですかね?

胃で溶けずに超デブ、鈴江さちです。

前の近況ノートで書いた新作、「根源の生物」が残り一話になりました。
久しぶりに本気出して書いた純文学なんですが、知人には好評でした。

もう少しラストのディティールを書いて、とも言われたのですが、さちはばっさり、シャープに終えたかったので、迷いはあるけれど今回は現時点で完成だと思ってます。
全てを説明して、伏線が綺麗に回収されて、よくある気持ちいい読後感なんて、さちはいらないです。

裏話をすると、「人が生きていく理由」ってなんなんだろうな、って思いが自分の中にあって、好きな人と一緒に笑いたい、今よりさらに高くジャンプしたい、色々あると思うんだけど、そこを極限まで追求していくと結局、生きる意味なんてない、って思っちゃうんですよね。
動物が、意味なんて考えなくても生き抜いていくように。

じゃあ人間は何で生きてるの? 産まれてきたから? 死にたくないから?
さちの中にも答えはありません。
でも、セイの選んだ、みはるの選んだ答えはどちらも正解であるような気がして、迷いながらの執筆でした。

さちは死後の世界を割と信じているので、他の作品、「今も隣りへいて欲しい君へ」でもラストにそう言うメッセージを込めたりしたのですが、今回さちの中にあるもやもやを少し吐き出せたような、そんな気がしています。

さて。そろそろコメディも書きたいな。
でもまだ心が整わない。
コロナ禍の今の生活、自分のメンタル、ウキウキ楽しくてコメディ書いてワッショイ、ってなかなかなれなくて、ホントはブラックジョークも大好きなんだけど、もう少しだけお時間下さい。

それではっ!!
オクラホマドリルクラッシャー!!
鈴江さちでした。

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