いつも「天下の大悪人に転生した少年、人たらしの大英雄になる」をお読み頂きまして、ありがとうございます。
書籍版の発売日が近づいてきました。
この時期になると、書店に行くのが怖いような楽しみなような、そんな気分になります。
その書籍版の「天下の大悪人」なのですが、
書籍化にあたり、ふたりのキャラクターの名前の漢字を少し変えています。
変更した内容は次の通りです。
○キャラクター
・WEB版:玉四(ぎょくし)(天芳の母)
書籍版:玉詩(ぎょくし)
天芳のお母さんは庶民なので、玉家の4人目の子どもという意味で「玉四」と名付けました(庶民なので名前にこだわりがない、というのをイメージしていました)。
ただ、それだと他のキャラの名前と違いがありすぎるので、書籍版では同じ読み方のまま「玉詩(ぎょくし)」としました。
・WEB版:藍伯勝(あいはくしょう)(燎原君の本名)
書籍版:藍叔勝(あいしゅくしょう)
中国では「伯」というのは長男を意味しています。
初期設定では燎原君を長男にするつもりで「伯」にしていました。
WEB版では、それが残ってしまったかたちです。
書籍版では三男を意味する「叔」をつけています。
・その他、技名など、少し読み方を変えたものもあります。
以上です。
書籍版には色々な書き下ろしを追加しています。
WEB版とどこが違うのか、どんなお話の流れになっていくのか、そこも楽しんでいただけたらうれしいです。
それでは、これからも書籍版・WEB版あわせて「天下の大悪人」をよろしくお願いします!