第25話 ラプソディ・イン・ラブ(ホ)
こちらについての
お問い合わせというか
ご意見が重なったので
この場でお答えします。
その中で
「中学生をラブホに連れて行こうとした
光輝は退学させるべきじゃないか
少なくとも推薦入試は取り消しにせよ」
という非常に真面目なご意見を頂きました。
いちおう
都立高校歴の長い先生に
監修というか問合せをしており
「こういうケースだとどうなる?」
ということにお答え頂きました。
ここからは、お二人から聞いたことを
新川の言葉として説明いたします。
結論として
「学校謹慎3日が相当である」
ということになります。
そんなに軽いのかよ!
と驚くかもしれませんが
1 設定が進学重点校であること
2 「初犯」で、3年生の終わりであること
3 親の社会的立場と弁護士が付いていること
4 警察からの連絡前に「自首」してきたこと。
これらが配慮されます。
1は、生徒の質が良いため
重い罰を与えなくても
十分に反省の見込みがあると
先生方が考えている可能性が高いこと。
2は、今後の進路を邪魔すると
「未来ある生徒のためにならない」
という気持ちが働くこと。
3は、不公平と思うかも知れませんが
弁護士が付いていると
なるべく揉めたくないと考えること
4は、どんな場合でも「自首」は
反省の気持ちの表れ、と受け止めること。
以上から、特別指導としては重い
「謹慎」とすることが基本となり
その中で、一番軽い「3日」
と言うことになります。
ちなみに、朝、人より早く登校し
朝イチで、反省文を書いて
その後、色々な先生と
30分ずつお話を5回以上して
他の人が下校する前に
いち早く下校する
という3日間を送ります。
私立だと「退学もあるかも」と言ってました。