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余計な解説 第29話

>「いつでも、呼んでね? 待ってるから。でも、呼ばれない限り、絶対に、いきなり押しかけたりしないから安心してね」

静香のセリフを裏返すと

1 「呼ばれないと言うことは
   私は必要とされてないんだよね」
   という裏の意味があること。

2 「安心してね」は
  自分は急に部屋に行ったりしないから
  佐藤さんを安心して呼んで良いんだよ
  ということ。

3 それでも「待ってる」という言葉を
  紛れ込ませているのは
  やっぱり未練があると言うこと。
  その直前のセリフに
  >呼んでくれたら最優先だよ
  ってまで言ってます。

そして、一連のやりとりで
不審を抱いた祐太の疑問を
空を見てゴマカして話題を変えました。

この話をする時に
「相談」と言いつつ
祐太の意見を聞かない形に
話を持っていってることに
ご注意ください。

冬の冷たく透き通った青空と
静香の「クスッと小さく笑った」は
相似形として描写しています。


以上、蛇足でした。



4件のコメント

  • このやり取りの後に祐太が静香を自分の部屋によべるかどうかですよね。

    なかなか難しそうではありますね。
    どうなるんだろ。

    いままでは祐太が限界を越えて我慢してたのが、これからは静香が限界するフェーズに入り始めるのかもですね。

    二人を救える人が誰か出てこないと、なかなか厳しそう。
  • 祐太が静香を部屋に呼べずに静香がゆっくり壊れていく未来線が見える…
  • 「青い空」

    手をのばせばとどきそう。

    とどくといいな・・・。
  • 「青い空」なるほど。
    新川先生は季節描写に見せて心理描写をさり気なく。

    静香の発言だけど、これ祐太から見た静香も同じですよね。

    いまのすれ違いが最大値であればいいんですが。。
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