ようやく涼しくなりましたね。
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、昔の人は凄いなぁと感心します。
エアコンをつけなくていいと思える幸せは、すぐに終わって、暖房を入れなくてはならない時期へとすぐに移り変わるのだろうなと、思います。
変な話ですが、春と秋は過ごしやすい季節のはずなのに、人が死ぬ時期でも在ります。季節の移り変わりについていけなくて、という奴ですね。体調を崩しやすい時期でもあるので、みなさんもご自愛ください。勿論、自分も気をつけたいです。
人の生き死にについてうっかり触れてしまったのですが。
ワタシは幼い頃に身内の死に目に遭っているせいか、妙に「死ぬこと」が恐ろしかった時期が在りまして。そういった書籍を読み漁ったことがありました。
死ぬ時は痛いのか辛いのか苦しいのか、とか、死後の世界はどうなっているのかとか、そういうことを、誰もが一度は考えたことがあるかと思います。ない人もいるだろうけど。そして読んで考えて怖くなってそして読んで考えて怖くなって、を繰り返し。
結局、悩んでも仕方ない。という結論に達するのです。
これ、宇宙の果てについてうっかり考えてしまった時と同じでした。どんなに考えても読んでも人に聞いても、結論は出ない。
考えても仕方がない。気にしてもしょうがない。なるようにしかならない。
いつしか、それが自分の座右の銘のようになりました。別の言葉で言うと「ま、いっか。」みたいなものですかね。
それでも色々読んだことは、面白かったと思うのです。
亡くなる前と後では、微妙に体重が変わるから、「魂」には重さがある、説。
だから幽体離脱は本当にあるのかもしれない説。
などなど、死後の世界を科学的に掘り下げていくのはとても面白いなと思いました。
死後の世界とは、なんなんでしょう?
最初は、死後の世界って、死んだ後に行くところ、みたいに思っていました。
最近は、そうではなくて、自分がいなくなった後の世界、かな、と思ったりします。自分が死んで、お葬式とかして、自分を知っている人がその後どんなふうに生きていくかという世界。つまり、自分はいないんですよね。そう思うと、自分が死んだ後誰にどう思われようとどうでもよくない??ってなってきました。
だって、自分を知っている人が、自分の死後、自分をどう思っていたかなんて知ることもないわけでしょう?死んでるんだから。
そうすると、考えても仕方無くない?しょうがなくない?
死ぬときの苦痛については、遺族になる人々に、「くれぐれも苦しまずに済むようによろしく」と日頃から言っておくしか無いなぁという結論に達しました。
そういうことを考えるようになったせいか、この頃はスピリチュアルという言葉にとても惹かれるんです。その手の本とか買って読んでしまう。勿論鵜呑みにするわけではないですが、面白いなと思って手にとってしまいます。それこそ異世界転生ものに手を出すような感覚で(笑)。
宗教とか関係なく(有るときも多いけど勧誘的なものでなく)、様々な本が出ていて、面白いです。漫画もあって楽しい。
近況ノートでした。