本日、ひさしぶりに本屋へ足を運びました。
活字中毒、漫画中毒なので、本屋も図書館もメチャクチャ好きなんですが、
ここのところ行く時間がなくて、ひさびさだったんです。
雑誌コーナーなどをのぞくと、自分が若かりし頃にはあり得なかったような雑誌がたくさんあってびっくりします。
声優さん専門雑誌とか、アニメやら特撮やらの専門雑誌が増えたり、ユーチューバーの方々の雑誌や特集ものなど。
ひゃーと思いながら眺めていると、小さな冊子が目に止まりました。
”同人誌の作り方”
同人誌の作成ハウツー本が、商業雑誌の中に埋もれて売られてるぅ〜。
己の若かりし頃を思い出し、思わず笑っちゃいました。
今はネットという便利なものが有るので、同人活動も間口の広いものとなりました。発表の場もたくさんありますしね。
でも、自分が若い頃は。
自分で書いて(描いて)コピー機で印刷して、製本して、(全て手作業で)手ずから売りました。コミケもビッグサイトのような大きな場所でやるのではなく、地方都市の小さな公民館みたいなところで細ぼそと開催されてたりして。
通販も今ほど簡単じゃなかったし〜。当時は通販には郵便為替なるもの(だったと思う)を使ってました。
それでもネットのように不特定多数の方に見てもらえるなどということはなく。
ひっそりと、内輪で。あるいは、こそこそと、仲間内だけで。
活動しておりました。
まあ、それが楽しくも有ったのですが。
あの頃、コピーを失敗する度に泣きそうになったなぁ(笑)。
同人活動へのハードルはあの頃よりもはるかに下がりましたし、
現代の作家さんたちは皆巧みで、絵柄も文章も素晴らしく、びっくりです。
自分たちの頃は、オタクの絶対数が少なかったので、
下手でも”愛”さえあれば結構同人活動して売れたもんでしたね。
今思うと、すげーと思うけど。
なんにせよ、便利な世の中です。
それ故の問題もたくさんありますが、便利のなのはいいことだと思いたいですね。