カーター・ディクスン『ユダの窓』(『The Judas Window』2015年 東京創元社)読了。
超有名な密室トリック、ユダの窓。このたびネタバレに遭うこと無く読み終えることに成功。
三津田信三の小説に『どこの家にも怖いものはいる』というのがあるが、作中でメリヴェール卿が言うが如く「どこの家にもユダの窓はある」。我が家にもあった。
トイレのそれが老朽化で一時期開いたままになっていて、おまけに鍵がその当時内側からかける掛金になっていたから、その当時ならこのトリックでの密室の死体になれたかもしれない。(今は修理のついでにトイレのユダの窓は塞いでしまったのでもう無理だが)