『マキゾエホリック 密室という名の記号』が、本日の投稿をもって完結いたしました。
これで、過去に商業媒体で発表された分については、電子書籍になっている長編3本・短編1本も含めて、すべて現状読める状態になったわけです。
この他、没原稿や設定資料の類もありますが、そういったものをどこかで公開するかどうかは未定です。
ともあれひとまずは完結です。いつか続きが書ければいいな、と密かに思っています。
ところで、今日最後の投稿分には、実は雑誌掲載時には無かった大きな加筆部分があります。
『マキゾエホリック』シリーズの大テーマとも言える、「クラスの中における自身の立ち位置」。高浪藍子と灘英斗の、それぞれのクラス内での在り方について、藍子のモノローグという形で触れさせていただきました。
商業展開していた当時は充分に触れる余裕がなかった要素ですが、改めて『マキゾエホリック』が何を掲げた物語だったのかを示すためにも、ここに加筆した次第です。
というわけで――。
『マキゾエホリック 密室という名の記号』、お楽しみいただけたなら幸いです。
もしシリーズそのものにご興味が湧きましたら、ぜひ電子書籍の方もチェックしていただければと思います。
ではでは。
追伸。『夜行奇談』、ぼちぼち再開します!