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歴史オタクと嶋左近の心身転生シンギュラリティ/190-196話までの見どころ 第三章 信長包囲網

【今週のみどころ】
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【カケルのターン】
190 寧々の秀吉との結婚秘話という長話
・秀吉と寧々の痴話げんかの聞き役になったお虎のところに、海鮮問屋に扮した政吉こと山県昌景がやってくる。

192 羽柴屋敷に巣くう怪僧 憧鑑
・羽柴家に厄介になった山県親子が、秀吉の女好きを利用して入り込んだ側室のミナミ殿の従兄を名乗る憧鑑退治に動き出すのだが……。

194 憧鑑とミナミ殿の秘密
・秀吉の子供とミナミ殿が連れて来た赤子の秘密を探るため、カケルたちが動き出す。

196 羽柴家を二分する女の戦い。昌景、お虎父娘も二分される
羽柴家家中は、寧々派、ミナミ殿派で二分する。カケルはどうするか……。

【左近のターン】
191 某が殿軍は引き受けた! 武門の意地を見よ!!
・伊勢長嶋一向一揆を平定した信長が多芸山で野営していると、そこを一向宗の残党が襲撃、その時……。

193 松永久秀の降伏と髑髏酒
・織田信長と松永久秀が刀と首をかけた心理戦。

195 越前の動乱、動き出す若虎
・信長の派遣した越前守護が一向一揆に討たれた。時を同じくして武田勝頼も動き出した。

【あとがき】
皆さん、こんばんは星川です。

先日、初めて北陸福井県へ行ってきました。推し活の一環で取材もかねて、最近復元された”朝倉館跡”へ行きました。

朝倉館跡は、戦国朝倉氏の居城 一乗谷は約3.5キロメートル四方に広がる盆地です。朝倉氏は約120年間この地を支配しました。居城こそ復元されていませんが、戦国期の武家屋敷がどのように配置されているかがわかります。

屋敷との間は片道道路一本分で区切られています。

奈良などの江戸期の武家屋敷とは違い漆喰は使われていません。藁に土を混ぜ込んだ土壁です。

で、朝倉義景という人物がよくわかりました。

越前一国の領主朝倉義景はそれ以上の領地を望みうる環境にないのです。一条谷は山に囲まれた広い盆地のようなところです。 一条谷へ行くまでに、福井平野がありますが、義景は山里の要塞に隠れています。そこには、広い田園が開け、セミが鳴き、鳥が鳴き、鶴が飛ぶ、これ以上望むものがないほどの楽天地なのです。

しかも、一乗谷に行くには、福井平野の家臣団、武生、鯖江、敦賀と山里をいくつも超えないとたどり着けないのです。 そう、朝倉氏は織田信長と対立し盟友浅井長政の援軍に消極的だったのは、遠くしんどい旅路。おそらく、越前にこもれば誰も手出しできないと錯覚していたのでしょう。 それほど、越前は、山里と山里をいくつも潜り抜けないといけない自然の要塞なのです。

しかし、1583年に織田信長の家臣である柴田勝家によって一乗谷は攻略された。

で、義景の頭の中に思いを馳せてみて思いました。朝倉義景は戦国時代の名将として知られ今川義元のようなせいかくだったのではないかと。その手腕は越前国の安定と発展に尽力しそうとうなものだったかとおもいます。山里の義景には、他の領国を奪う考えは育たなかったのだろう。それが義景の限界だったと。
朝倉義景は越前国に満足していたのかもしれない。。。

戦国の覇者になるためには、濃尾平野のような国境が入り混じる緊張感がなければいけません。

おっと、次の話に移ってしまった。

本日は、このへんで



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