Amazonのaudibleというアプリを2年ぶりに利用している。
元々遅読な私は、買った本でも読了せずに眠らせてしまっている事が多い。
カミュの「ペスト」も未だ読み終えていない。
仕事中に読書をしようと思い立って、audibleを始めてはや二週間。敬愛する芥川龍之介さんの短編からスタートして、朝井リョウさんの「正欲」をあっと言う間に読破して、今は西加奈子さんの「サラバ」を「読んで」いる。
圷歩の生誕から始まる家族の物語は、圧倒的な熱量で、私を引き込んでいく。
現在「中」編の中盤に差し掛かっている。こんな面白い小説を私も書きたいと思いながら、寸暇を惜しむように私の「読書」は続いていく。