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腹を割って話そう

『印刷屋さん~』をキャラ文芸に出すのは諦めました。
 推敲が間に合わないと言うのもあるのですが、このままではどう考えても入賞出来るような作品ではないと思ったからです。
『印刷屋さん~』はとても楽しく書いていますし、読んで下さっている方もいます。しかし、よくよく考えてみてください。
 この作品は読み手に向けた内容だと思いますか?
 どちらかと言うと、書き手に寄っている。
 そこが強く引っかかるようになってしまったんですね。

 物語を書くと言うのは、もちろん自分が面白いと思うのを書くのが大前提です。しかし、読者が興味を示さない、または読者がついてこれない話はちょっと違うんじゃないかな?
 なので、大幅な書き直しが必要になった次第です。

 今の連載はもちろんそのまま楽しんで書かせて頂きます。その辺はご安心ください。これからも、革ジャン先輩とヒナちゃんは突っ走ります!
 が、公募用の新たな作品としてはかなり変更を加えた作品になると思います。いつ頃とはお約束できませんが。
 色々とご意見を頂いたのに、こんな結果になってしまって申し訳ございません。


 さて、児童向け小説(つばさ文庫用)は一作上がって推敲中です。
 メッチャ、単純な話です。題材もありふれています。
 簡単に言えば、七不思議を探すだけの話。
 それが吉と出るか、凶と出るか。
 アップは七月すぎ頃からかなぁと思います。

 もう一作は、『印刷屋さん~』がポシャってしまったので、子供に向けた印刷の話を書こうと思います。
 今だから知ってほしい、本や印刷の現実。
 中学校文芸部の生徒たちが、生徒だけで本を作ろうといった話になると思います。
 親が子供に読ませたくなるような話になればいいなぁ。

8件のコメント

  • こんばんは~(*´▽`*)
    書き手に寄っているか、読み手に寄っているか。
    正直、最近の「印刷屋さん~」に対し、書き手に寄っているという感じはあまり受けていないです。前半は確かに、書き手に寄っているのかな~、と思いましたけれども。

    連載がこのまま続くと知ってほっとしました(*´▽`*)
    これからもヒナちゃんや革ジャン先輩、気になるサカエくんの活躍を楽しみにしております!(≧▽≦)

    つばさ文庫用、もう一作書き上げられたんですか⁉Σ( ゚Д゚)
    さすがの速さですね! もう一つの小説の方も、気になります(*´▽`*)
    どれも楽しみに待っております~!(*´▽`*)
  •  書いてる最中から、第一巻は書き手に寄ったから、第二巻は読み手に寄ろうと思ってたんですよ。けど、それを公募に出すなら、最初から読み手に寄せるべきだと思いませんか?
     で、さぁ推敲しようと思って、今は断念した次第です。
     落ち着いたら、公募用に描き直そうかと思ってます。(連載は消しませんし、しっかり続けますので安心してください)

     つばさ文庫用は短いですからね。
     八万文字前後だと思います。まだ応募要項出てませんが。(昨年は一昨年の応募要項を参考に11万文字書いたら、最大10万文字に変更されて焦りました)
     綾束様が親として、子供に薦めたい作品になるよう頑張ります!
  • 「書き手」「読み手」じゃなくて、「興味のある人」「ない人」ってことじゃないですか?
     業界ドラマってその業界に興味なくても楽しめるよう、人間模様や恋愛要素を絡めつつ業界のコアな部分を披露してマニアの心もくすぐるわけですよね? 「印刷屋」さんはそのバランスが上手くいってなかったのは確かだけど。えーきちさんが訴えたいことを込めたいのであれば、広く「興味のない人」も入り込めるキャッチーな導入が必要だし、もっとドラマの中に思想を絡めてく必要がありますよね。それにはもっと作者の影が見えないように主張をお話の中に混ぜ込めるようにしないと。
    子供向け作品でもそうじゃないですか? 押しつげがましくならないよう啓蒙する、難しいっすね。
  •  奈月様
     ふむ、その通りです。
     小説やマンガを書かない人は基本興味を示さないような流れになってしまった感があるのです。導入もそうですが、全体的にバランスが悪い。
     人の『知りたい』を忘れて暴走しているような気もします。
     興味を持ってくれた方々は概ね書き手さんか同業者ばかりです。読み専さんが望む流れを作れていないのが最大の理由でしょう。
     興味のない人も引き込める作品作りが今後の課題だと思います。
     子供向けを書いていて、つくづくそう感じました。
     なので、納得いく改変ができるまで『印刷屋さん~』を公募に投げるのはお預けです。
     ありがとうございました。


     七海様
     ストーリーはもう頭の中で出来あがってます。
     子供向けの作品では押しつけがましくならないように展開させるのは必須です。それが今回、子供向けではないからと、基本を忘れてしまったのでしょう。反省です。
    『印刷屋さん~』自体はこのまま連載を続けて、子供向けの話を書き上げたあと、また違った絵が見えてくるような気がします。
     まさに七海様がおっしゃられている通り、キャラクターの世界に印刷があるのか、印刷の世界にキャラクターがいるかの違いでしょう。
     どちらかと言うと、ストーリー性のある業界本になってしまっている気がします。業界本は興味がある人か同業者しか読みませんよね。
     ありがとうございました。
  •  公募用の戦略ということでいいのですよね。
     腹を割って話します。

     レーベルが選んでお金を払い、本にするっていうことは即戦力です。つまり、自分のところで売れる作品を選ぶということです。
     印刷屋さんが書き手向けの作品であると思うのなら、その需要は大きくはありません。また、角川文庫の一般文芸として書籍化するなら、ウェブ小説では求められないような、読ませる文章が必要です。具体的には角川文庫のプロの小説家の文章です。それに近い文章力が足切りラインとなります。

     また、えーきちさんの本命である児童文学を考えるのなら、その消費者である児童のことを考えるべきです。
     僕が読んだ限りでは、えーきちさんの作品は人称について複数の選択をしており、子どもには難しい表現、言葉が使われていました。

     それは作品の価値を下げることではないと思います。人称についてもそれなりの必然性とマイナスを打ち消す技量が感じられました。しかし、公募の戦略として考えたならどうでしょう。
     子どもの頭はまだ、完成していないのです。
     難しい言葉や人称変更は、例えば苦い食べ物のようなものです。

     繰り返し味わえば、美味しいとわかる。しかし、子どもにはしんどい。
     ワサビ入りの寿司を子ども向けメニューとして提供しても、すしチェーン店はそれを受け入れるでしょうか?

     ワサビ抜きの寿司を握れなければ、レーベルは寿司職人として認めないでしょう。あのレベルの作品を書いて一次選考を落ちたとすれば、そういう理由なのではないでしょうか。あくまで、受賞するための戦略としてのアドバイスです。
     
     
  •  油布さん
    「印刷屋さん~」に関しては戦略としてまだまだ手直ししなければいけない個所が多々あると感じた次第です。これは読ませる文章以前に、多分形式なのかなぁ。奈月様がおっしゃっているバランスが一番の問題だと思います。

     今推敲している子供向け小説は、今まで以上に文章が難解かもしれません。
     油布さんのおっしゃられている事も理解しておりますが、敢えてそうしました。戦略からしたら間違っていると言われるかもしれません。
     子供向けの文章のバランスは、とても難しいと思っています。
     なぜなら前にも言ったように、対象年齢に幅があるためです。それが、十代後半から二十代までだと問題がありません。しかし、小学生中学年と、中学生を一くくりにするのは少し乱暴な気がします。
     私たちが子供の頃って、意外と難しい本とか読んでいませんでしたか?
     難しい言葉を小説で覚えたりして。
     レーベルがそれを求めているとは限らないんですけどね。
     まだまだ、色々挑戦です。
     ありがとうございました。
  •  カクヨム内の記事で、こんなのを見つけました。


     https://kakuyomu.jp/info/entry/tsubasabunko_interview


     つばさ文庫が考える対象者向けの文章について書かれています。
     公募戦略で必要なのは、なによりも情報です。確認してみてはどうでしょうか。
  •  油布さん
     ありがとうございます。
     確認させて頂きます!
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