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「大いなる養蜂家」 ほぼ完成しました。

37900字まで削減できました。これで原稿用紙詰め換算でなんとかなるでしょうか?まだ試してない。

あとは細かい修正とか。1話削りすぎたので蜂が何の説明もなく絵を複製しだす感じになってしまった。この辺は初見の気持ちで読み返してないので、どういう印象になるかわからない。

ここ最近の作品は全部「決定論的」「圧縮」「複製」ばかり言ってるので飽きられてるかもしれません。でもこれは重要なワードだから仕方ないかも。
普通、SFマガジンとかの小説は生成AIをどんどん使おうって話ですから、基本批判の姿勢なのは新鮮じゃないでしょうか?小説としては。

主人公のフィルは、最初純粋な少年かなと思ってたらだんだんやべーやつになっていくという。これ数年前に最初にかいた長編「転生者の化石」みたいな小説の中盤にでてきた、カルヴィン?みたいな男に似てるんです。この男のモチーフは映画ジャンゴにでてきたディカプリオで、奴隷の主なんです。こういうやべー思想の白人男性が出てきて最後はやられるっていう話が好きなんですね。でもやべーやつ側の視点だと楽しいんじゃないかということで、主人公になりました。
イーガンの短編に出てくるダニエルっていう人。あとはゼンデギのキャプラン。みたいなキャラ類型です。
これでも、だいたいの流れはディケンズの原作通りになってます。泥棒と再会する流れはそのままです。そのあとエステラにlora見せてキレられるくだりもアンフィテアトルムで書いたのですけど、ここは原作と違います。
自分の作品の中では珍しく伏線とかオチがしっかりしてると思います。原作がそうなってるからです。


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