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日記 公募結果など

星海社FICTIONS新人賞、受賞ならず、一行コメントを頂く結果になりました。応募していた作品とは「持続可能な吸血」のことです。2022秋星海社FICTIONS新人賞座談会のページに一応作品名とコメントだけ掲載されています。
これで「メールが間違った宛先に届いており個人情報と小説が関係ないやつに読まれた」という最悪のパターンではなかったことが判明し、最悪は避けられたという感じです。一行コメントが無いとどうなったのかわかりませんから。

以下、その頂いたコメントです。
>テーマが先行しすぎてしまい、物語やキャラクターの魅力が薄くなっている印象です。どこで読者を楽しませたいか、改めて考えていただければと思います。

たしかにという感じです。実際テーマにキャラが喋らされているなあと自分でも思ってました。
こういうふうに落選すると一見、自分の作品やキャラが否定されたように感じるのですが実際はそうではなく、出版社側としては「これでは売れないであろう」ということの説明をしているのだと思います。そういう意味ではエンタメ性が低いというだけだと思います。

ではどうすればいいかというと、出版しなければいいのでは。落ちたら電子書籍の自主出版しようと思ってたので。

私は出版とネットについて、イラストAIの話題でも最近考えていました。
「ポロック生命体」を読みました。そのオチは、「出版社やマスコミや世間のお気持ちによって、新しい生命とも呼ぶべきAIアートは黙殺された。しかし主人公はその新しい生命に思いを馳せる」という感じで終わっていました。
実際現実にはどうでしょう。AIアートは出版社やマスコミとは全く関係なく、SNSの評価経済上で無限に増殖しています。その場合、侵略的外来種と言っていた漫画家さんの比喩は妥当です。AIは摘まれつつある新芽ではなくすでに人間絵師より生産力において優れていることを証明しているのです。
テグマークのLIFE3.0でも、そのようなシナリオでした。

話を戻すと、我々(誰?)もAIアートのように、出版社に頼らずネット上の評価を糧になんとかすればいいのでは。というかそれしかできないのですが。
AI作品の内容ではなく、受容のされかたを参考にするという話。

skebとツイッターと電子書籍出版を組み合わせればネット上に出版社が作れると思うのですがそういうサービスを誰か作れば儲かるのでは。しらんけど
出版したとして、誰が宣伝してくれるのかというと、ツイッターで絵師が宣伝するのです。出版社のツイートよりRT数は上です。(本読みが見ているとは限らないというのが罠ですが)

別にそんな話がしたかったわけではなかったような。ネットで出版とかどうでもいいのです。
言いたいのは自分のような「まさにAIに淘汰されようとしている絵師」とSFについて考えたいというか書くことがあったら書きたいという感じです。


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