「さてさて尾長君。最近のことについてインタビューしようじゃないか」
突然ですねぇ。
「突然もなにも、自分で自堕落さんの話を進めるぞ!と決意したのに、次の日からその決意を忘れちゃってるんだから———」
あっ青咲さん、暴露しないでくださいっ。
「ということで、最近はどうなんだ?」
うーん。短編を書くことで、多少書くスピードとか頭の整理とか上達した感はありますけど、どうでしょう?
「確かに、短編を書いて、頭を整理する発想は素晴らしい。だが、私たちの話も少しずつでいいから書いてくれよ」
すみません!書きたいという気持ちは大きいのです!ただ……。
「ああ。尾長君は、メンタル弱いもんなぁ。何かしらマイナスな事があると、書けなくなるのか」
ちょい青咲さん。得意の能力ですか?やめてくださいよ。
「能力?いや、今は使ってないよ。君は顔とか態度に出やすいから」
そ、そんな事ないと思う……。
「そう思ってるのは自分だけ、みたいな事ってたくさんある。ということで、これからは検証結果を広めていくためにも、尾長君!頑張ってくれ」
……みたいなことを言われてる気がする。夏バテかもね。