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【オレサマ竜と始まりの約束】公開!&占星術の話(長文)

本人にとっては日常を揺るがす大事件。だけど周りから見たら微笑ましい〜。命のやり取りをしない平和な話が好き。
こんにちは。りつかです。

先日オレサマ竜シリーズの最新作【オレサマ竜と始まりの約束】https://kakuyomu.jp/works/16817330650350159102を公開しました。

オレサマ竜が出てくる話はこれまで【春花の姫】【小夜の雫】と二作書きましたが今回はそのファーストエピソードとなります。
災いを呼ぶ存在として語り継がれていた水竜が本当に実在すると知った街一番の器量好しエルザリータが、人と竜の共存を目指そうと奮闘するお話です。
言うほど奮闘してませんけども(笑)
展開上知り合ったテオディール殿下が合間合間でツッコミ入れてくれてます。

このエルザリータとテオディールが、前作・前々作で登場したマリーの遠いご先祖にあたります。
二作既読の方にはぜひ水竜イェルクの成長ぶりも楽しんでいただけたらいいなと思います。



本当はこれ、なろうの冬童話に出したかったんですよね。
オレ竜シリーズは全てそう。【春花の姫】は「さがしもの」、【小夜の雫】は「ながれぼし」をそれぞれ取り入れて書いたものでした。
でもとにかく書くスピードが遅い私、期間中に仕上げるなんて夢のまた夢で完成が春を過ぎる始末……。
それが今年は春の時点でテーマがわかったので、これだけ時間があれば書けるのでは!?と希望を胸にアイデア出しに取り掛かりました。
致命的だったのは私自身ぬいぐるみに対する思い入れが何もなかったこと!
本当に薄っぺらい話しか書けそうになく、迷った末に諦めることに……。



ここでタイトルにもある占星術の話ですが……。
ワタクシ2021年の早春頃から占星術にどハマりしまして、天体の動きや配置を見ては「こういうことだろか?」なんて自分に当てはめて考えたりする癖がついてしまいました。
未来を読むのではなく、というか読もうと思っても読めるものではないので(笑)、行動のきっかけにする感じですかね。
何かやりたいことがあるとき、どうせなら追い風に背中押してもらえた方が楽だしうまくいきそうよね〜みたいな。
そして日にちが過ぎてからあらためて実際の出来事と照らし合わせてみるとこれが意外と合ってたりして、そこがさらに「おもしろ〜!」となるんですね。
ますますどっぷりハマり、いまや完全に沼(笑)

今回話したいのは木星について。
惑星には「逆行」というのがあって、これは実際に天体が逆に動くのではなく戻ってるように見える現象のことです。
木星は今年の7/29から逆行を始めて11/24に順行になったんですけども、今回は魚座と牡羊座を跨ぐものでした。
一旦牡羊座に入っていた木星が逆行のおかげで再び魚座に戻り、順行すると12/20に牡羊座に本格的に移動することになります。

占星術的に逆行にはその天体が司る事象にブレーキがかかるとか、見直しややり直しみたいな意味合いがあるようです。
ハマりたての頃は「逆行の間は調子が出ない」ということかと思ってたんですが、我が身を振り返ってみるとどうもそういうことではなさそう。
前にそこを天体が通ったときやっていたことの見直しだったり、やり残したことがあれば再挑戦しようよということかなと。



話は木星に戻ります。
木星が司るのは「成功」「拡大」、魚座には創作的な意味だと「インスピレーション」とか「空想」「芸術」なんかがあったりします。
そもそも木星は魚座の副支配星です。めっちゃ相性がいいです。
今はその魚座になんと支配星である海王星まで滞在してます。
海王星も拡大的な意味合いがありますが、木星より強くて「限界を超える」んですね。
つまり、なんか想像力すげー働いちゃうからYouファンタジー作品作ってみなYO!となるわけです(そうか?)(そういうことにしといてください笑)

そこで木星魚座期間(2021/12/29〜2022/5/11)にやり残したことはなかったかい?と胸に手を当ててみたら、私はバッチリ冬童話が当てはまったんですね。
【小夜の雫】の執筆に着手したのは2021/12/3。
これがなかなかの難産で何度も筆を折りかけ、やっとのことで完成させたのが2022/5/11。
なんと、木星が牡羊座に移動したタイミングで投稿サイトに公開してたんです。
そしたらまあ〜反応ほぼゼロで!(笑)
ほぼですよ。全くのゼロではないです。嬉しい感想も頂けましたし……!
ただそのとき地雷レベルでぐっさりくる言葉も目にしちゃってべしょっと心折れてしまいました。
【小夜の雫】はバシッと非公開。
もう投稿するのやめようかと、今さらながら個人サイト作って過去作全部移そうかしらとサイトの作り方なんてのも調べたりして(笑)
まあでも投稿サイトに慣れてしまうと自分で一からページ作るの大変すぎて実行できずでしたが……。

そうやって落ちこんでるのにお風呂にぼーっと浸かってると自キャラの話を考えてる自分がいるんですね。
もうほんとね、馬鹿かと(笑)
私にとって絵は一生ものの趣味だという自覚は前からあったんですが、小説もどうやらそうみたいです。
創作はやめられない。
なら自分の気持ちのあり方を変えるしかない。
そこに気づくのにさらに数ヶ月かかり、木星が魚座に戻った10/28に「やり残したことはなかったかい?」と胸に手を当てたら……ね、冬童話しかない!

今回こそ期間中に完成させて冬童話タグをつけるぞーってめっちゃ意気込みました!
手始めに【始まりの約束】の元となる童話「竜と導きの花」(※自作に登場する童話で半分しか書けてなかった)を完成させ、11/10に本編着手。12/4に完成。
なんとか1ヶ月弱で書き上げることができました!
問題は、テーマの「ぬいぐるみ」が入れられなかったこと。
ちょ、そこが一番肝心なのに!(笑)(笑)(笑)

ま、でも私らしいっちゃ私らしいなと思います(笑)
現実も創作も狙った場所に着地できない、それが私……(笑)

そんなこんなでオレ竜シリーズ第三弾【オレサマ竜と始まりの約束】公開です。
どうぞ楽しんでいただけますように!
非公開にしてあった【小夜の雫】もこれを機に公開設定に戻しております。(【春花の姫】https://kakuyomu.jp/works/16816452219812653941の2章として収録)(削除しちゃうと「せっかく面白かったのに消えちゃったから代わりに自作として投稿してあげるね!」って勘違いさんがいたりするそうです……なんとありがた迷惑な)
ご興味ありましたらそちらもどうぞ。
とはいえ【始まりの約束】は前作・前々作未読でも別に問題なく読めるかなと思います多分。





さて。
なろうの冬童話にはテーマ違いで出せなかった【始まりの約束】ですが、この話の文字数は8798字。

1万字以下に収まってるし、カクコン短編賞の方に出せるじゃん……!?!?

ということに気づいたのが12月に入ってTwitterのTLに続々とカクコン参戦の文字が踊り出した頃でした。
オレ竜の内容からして入賞できるとは正直思ってないんですけども、参加することで読んでくれる人が少しでも増えたら嬉しいので……!
このたび久しぶりにカクコン参加してみることにしました。
うちの話がそもそも投稿サイト向きじゃないのは重々承知なんですが、それでもこういう話が好きなのってきっと私の他にもいるはずと思ってます!
お好きな方にどうか届きますように〜〜!

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