今日は夏休み二日目ということで、みんなでファーストフードを食べに行きました。
五十人以上子供がいるので、大騒ぎです。キャーキャー、バタバタと。
本日、欠席の大人。
明引呼（あきひこ）、貴増参（たかふみ）、独健（どっけん）、蓮（れん）です。
ということで、メンバーは以下の通りです。
私、光命（ひかりのみこと）、夕霧命（ゆうぎりのみこと）、焉貴（これたか）、月命（るなすのみこと）、孔明（こうめい）、以上です。
焉貴はとにかく子供に人気で、背中や肩の上にどんどん乗られて、埋もれそうになりながらも、きちんと注意して対応していました。娘からの、
「パパ、子供みたいだよね」
に、
「そう。パパ、子供だからね」
と、気にした様子もなく、さすが教師というような、慣れたものでした。
光命の膝の上に、座っている月命。彼の服装がメイド服という、女装。どうも、本当に趣味になってしまったようです。夫夫二人で、ラブラブで食べていました。
孔明は、二歳の息子、尋（じん）が、ケチャップをぶちまけて、赤い線だらけになっていました。まだまだ、新米パパ子育てに奮闘中です。
私は膝の上に息子の隆醒（りゅうせい）を乗せて、夕霧命と久しぶりの会話で、今日までの日々を振り返ったりでした。（まだ結婚して一年経ってませんからね）
ですが、最大の話題は、日本刀の刃元の向きをどうやって変えるかでした。
手元を持ちかえては、誰にでもできます。そういうことではなく、相手が自分の日本刀に瞬間移動をかけてくるため、持ち直してもすぐに、元に戻されてしまうそうなんです。
限られた条件の中で、刃元の方向を変える、を考えます。
専門的になってしまいますが、日本刀に合気と浮遊をかける。
空中に浮かせて、それを気の流れを使って操る。そうすると、武器も自分のテリトリーとなっているので、相手が瞬間移動をかけるのは難しくなるかと……。
例えば、日本刀を振り上げる時、刃元は前から前斜め上、上、後ろ斜め上、背後に向きます。それを、合気と浮遊でコントロールすれば、手で持ち変えなくても、刃元の向きを変えられるのでは？ という話で今のところまとまりました。
これを早くできるようになれば、前方向が結果は後ろに向く、卓上理論ではそうなります。
ただ、言うのは簡単です。夕霧さんの修業の成果待ちです。
途中、昼休みの独健から電話がかかってきたので、欠席の人たちのハンバーガーはきちんとお持ち帰りしてきました。