皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。
面白い話を友人から小耳にはさんだので、書くことにしました。
「景気と小説ってさ、物凄く連動してるって知ってた?」
「えっ? なにそれ?」
「実はさ、叔父さんから聞いた話なんだけどさ、景気が拡大するより肥大し始めると小説の内容が退廃的になっていってアンハッピーエンドのものが増えていくんだって。 その度合いが強いほど景気回復は遅くなるっていってた」
「そんなのあるわけないじゃん」
「それがさ、バブル崩壊直前だと、勧善懲悪ものなんかでも『悪が滅んでこれでやっと平和だ! でも、その裏で倒したはずの悪が復活してた』って終わり方がわりと多かったんだって。 TVドラマでもそういった傾向が多くなるっていってた。 なんていうのモヤモヤした感じがする終わり方ってやつ?」
「じゃあ、景気が良くなるときってどうなるのよ?」
「景気が良くなるときは、当然だけどハッピーエンドものが多くなるらしいよ。 内容的にも希望に満ちた未来へって感じらしい」
「何か根拠が薄くない?」
「かもね。 あくまで叔父さんが本読んでて感じたってだけの話だしね」
「ふ~ん」
と、いうお話でした。