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自己嫌悪中……。

昨日のこと。
ちょっと用事がありまして、市役所へ行きました。
そうしたら、市役所の入り口で女性の大きな怒鳴り声が……。
ご高齢のご婦人とその娘又はお嫁さんらしき人物(以後、娘さんと呼称)が。
どうやら娘さん、市役所に用があってきたのですが、ご高齢のご婦人をクーラーを効かせた自動車に居てもらうつもりだったようですが、ご高齢のご婦人が娘さんの後を追い、市役所の入り口にまで来てしまった模様でした。
ご高齢のご婦人は、足が悪いらしく歩幅は約20cmほど。
娘さんは、大激怒中で歩行の補助ではなく、引っ張るように……。
「あぶないなぁ、感情的になってるときほど取り返しのつかないことになるのに」と思って観ていました。
まあ、何かあったらサポートできるように近づきました。
そしたら、ご高齢のご婦人の歩くスピードが気に入らないのか、手を放し、自分だけスタスタと横断歩道を渡り、駐車場へ。
ご高齢のご婦人も横断歩道を渡ろうとしますが、信号は赤。
それでも渡ろうとするので、周りの人が止めます。
でも、ドライバーさん、そんなこと気に留めませんから危うく交通事故になりそうに。
すると、娘さんが物凄い形相で「何でアンタは他人に迷惑掛けるの!」と。
ご高齢のご婦人は「ごめんなさい」と謝りますが、娘さんヒートアップ。
周りの人も娘さんを宥めますが、聞く耳持たず……。
暫らく様子を見ていましたが、他人の目が無くなるとまた乱暴な行動に。
転んで骨折したら、娘さんがもっと大変になるのに……。
ついには、袖を掴もうとしたご高齢のご婦人の手を振り払う始末。
はい、私頭にきてしまいました。
「老人虐待するな! 老人介護してるのは貴方だけじゃないんだ! 先ず、貴方が深呼吸して落ち着きなさい!」と公道で怒鳴ってしまいました。
まあ、ここだけの話、私自身も父親が死んで10年になりますが、それまで約10年は介護してました。
まあ、母親と二人での介護でしたので多少は楽でしたけど。
だから理解はできるんですよ、娘さんの感情は。
でも、それって健常者の感情なんですよね。
言い過ぎたかな? でも、言わないともっと酷いことが起こる可能性も……。
骨折、熱中症、死亡事故等々、意外と「死」というものと隣り合わせな介護なので、言わずにはいられなかった。
でも、見て見ぬ振りをすればよかったのかな?とも思いますし、自己嫌悪中の私でした。

2件のコメント

  • 声をかける勇気を持っていた事を嫌悪する必要はないと思います。
    もし、それでも自己嫌悪になるとしたら、もっと早く声を掛ければよかったと思っているのかなと思いました。
    自分のことではないので私にその理由はわかりませんが、誰かが注意しないと気づかないことってあると思います。
    その注意を好意ととるか非難ととるかは相手次第ですけど。
    それでも、声をかけて注意できたことは自己嫌悪する必要のないものだと私は思います。
  • コメントありがとうございます。

    もっと早く介入できていればなという後悔が、自己嫌悪に繋がっていました。
    次は、もっと上手くやれるように頑張ります。
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