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思い

あなたに教えた曲を久しぶりに聞きました。その曲を聴くだけで、あなたとの思い出が蘇ってくる。もう未練なんてないし、元に戻りたいと思っているわけでもない。ただ、あなたと話す時間がどんな時よりも楽しかった。そんな時間が無くなってしまったことがなにより辛いのです。あなたと話せなくなった寂しさを埋めるようにたくさんの人と通話をしました。それでも結局、あなた以上に話すことが楽しいと思える人には未だ出会えていません。あなた以上に会話がつづく人もまた、まだ現れてくれません。先のことを心配しているわけではありません。いつかきっと、素敵な人に出会えると信じています。でも私は、今この瞬間が悲しく、切ないのです。
あなたと話したいのに話せない、会いたくても会えない
あなたの事を大切だと思っていました。愛していました。毎日あなたの幸せを願っていたし、あなたに嫌なことが起こらないようにと祈っていました。もしも願いが叶うのなら、あなたにもう一度会いたい、会って話がしたい。それが出来ないのなら、わたしの記憶からあなたの記憶を全て消してしまいたい。それほどに辛く、悲しく、それと同時に愛おしいのです。こんな感情は、早く捨てるべきだというのに

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